意外にも、新旧交換控除やNFO控除の検索流入が続いています。
ちょっと、意外な感じ。。。
今の保険で言えば、『死語』に近いので、これほどアクセスがあるとは意外ですわ
他の共済や他の代理店の扱いの時は、関わらないほうがアナタのためだと思います。
ほとんど金額が動かないからです。
先のブログに、鑑定人が積極適用論者と書きましたが、これは彼らの仕事だから仕方ないのです。
損害額や支払保険金の計算において、ガチガチの計算でなく、計算方法は少し譲ってくれているからです。
まぁ、雑に言ってしまうと、評価の計算で、±20%や±30%の幅があるのと同じ感じです。
この新旧交換控除に、一部保険までも問われることがあれば、無責任な契約をしたことにもう開き直ったほうがいいです!
代協で保険に入っているなら、訴えてもらいなさい!!!
それでも、頑張るのなら、時価額の計算方法くらいは知ってると思うので、
評価額を低くして、一部保険を緩和して
耐用年数や資本的支出を入れ込んで再計算すれば・・・・
ひょっとして、もしかしたら、保険屋の計算が通るかも知れない。。。
満額出ないことに変わりはないので、焼け石に水状態は変わらないけどね
保険や共済として、時価払しかないのであれば、仕方ないと思うけど、
保険屋がうっかりや無知で、時価払いになってるとすれば、罪は重いのでは??
お客さんは、建物が古くなったので、1000万円でいいわ!!
と、言ったとしても、単にそれで申込書を作るのでなく、
1000万円の根拠を作っておくのが代理店の仕事だと思う。
先日、お客様の紹介で火災保険のお見積もりをさせていただきました。
なんと驚くことに!!!
一般的な店舗が、普通火災保険で契約されてました。
今でも、一般物件でも契約あるのね!!
と、びっくりもしたけど・・・・・
価格協定もついていません
もちろん、新価実損も新価特約も・・・
ということは、時価額で契約をされています。
もちろん、お客様はそんなことは聞いたことがありません。
しかし、不思議なことに時価額の計算は、満額で合っています。
今でも、時価価協ってあるの?(証券に記載なし)
時価額の怖いところは、新価実損のように、
【 契約金額まで修理代の全額 】
を支払わないことです。
保険会社によって対応が違うし、少額損害ならスルーしてくれるかも知れないけど、時価額契約は、時価払いです。
もう一度言います!
時価額契約は、時価払い!!!!!!!!
木造住宅の耐用年数は33年で減価率は、0.031
2,000万円で新築をした住宅の保険上の時価額は、
再調達価格×(1-減価率×築年数)=時価額で
2000万円×(1-0.031×10)=1380万円(69%)
仮に築10年の住宅が罹災した場合の支払額は、
損害額×(1-減価率×築年数)=支払額になるので、
支払額も損害額の69%となるわけ
ただ、これに建築費倍率がかかるので、計算上はもう少し厳しい数字になる。
(新旧交換控除の計算上の話で、支払いを約束するものでなく、保険会社によって対応は違います
こうなる場合もあれば、ならない場合もあります。
代理店が大きいから安心とか小さいからダメとか、そんなんことは何も関係がありません。
アナタのために保険会社や業者にねじ込んでも、結果は期待できるとは思えません )
損害が発生したときに、満額出たとしても、次も出るとは限らないので、
ラッキーに甘えていたら、お客に迷惑をかける
先のお客様も、他代理店で契約をしている時価額満額の契約では責任が持てないので、
同条件で契約希望なら、お断りをさせていただきました。
一生に一回あるか否かの火事ですが、その損害はあまりにも大きいので、適切に契約をしてください。