通販系会社は、主にインターネットで商売をするわけで、非常に大切なことがあります。



これは、保険に限らず通販全般に言えることかも知れませんね




一つ目は・・・

WEBにきたお客様が、何クリックで目的地へたどり着けるか


いかに、簡単に操作ができるかってことです。




これは、ライフネット生命の出口社長の講演などの中にも出てきており、

私自身も、通販で物を買う時になかなか、目的地へたどり着けないHPでは



めんどくせー



ってことで、他のサイトを検索します




そういう意味では、楽天のHPみたく一枚ですべての情報を表示する!!



は、理に適っているのかも知れません。

上の方の広告は邪魔ですけどね(笑)



これは、圧倒的にSQNY損保の操作性がいいです




もう一つは、値段の安さをアピールすることです。


保険通販においては、利便性よりも価格訴求のほうが、圧倒的にウェイトが大きいと思います。




例えば、代理店で20万円の保険料が・・・

通販で5万円・・・・・



代理店:10万円が

通販:7万円






先の20万円と5万円は、極端な例です。

保険料の差は、簡単でした。

料率クラス9の車両保険は、引き受けないみたいで、お客様のお車は車両保険をお選びいただけませんと、表示されています。



料率クラスは、9が1番保険料が高く、外車やスポーツカーに多いですね



次の10万が7万円ですが、これは車両免責の違いです



通販系の多くは、車両免責を



1回目の事故、5万円(車対車免ゼロ特約付き)

2回目以降、10万円



としており、保険屋の感覚では、20年前の保険設定のように感じます。

ただ、消費者が保険料を下げるために受け入れるのなら、保険屋も売ると思いますよ



一般損保の普通の契約では、


1回目の事故:0万円

2回目以降、10万円の設定が多いです。

(ほとんどの会社)



わずか、0と5の違いですが、この部分の保険料は、影響が大きいです。



通販で、見積もりを取られる方は、車両免責を変えてみてください。

そして、保険屋には通販と同じ条件での見積もりを依頼してみてください。



よほど、はまった場合以外は、保険料にそれほど差が出ないと思います。





最後に苦言を2つ・・・・



通販会社は、事故をおこすリスクの高い層や車種を敬遠し、

グッドリスクだけを集めようとしている。

経営方針として悪いとは言わないが、社会的使命からは逸脱していると思う




車対車免ゼロ特約・・・・・


今では、ほとんど見ることが無くなった特約で、

おそらく我が保険屋では、契約がゼロだと思う。。



過失割合のつく、車同士の事故の場合、相手からの賠償金は、

車両保険の免責金額に、先ず充当される回収金規定があるので


事故を起こした時に、必ず免責金額が5万円にならないはずなのである。




先では、バッドリスクを避け、こっちでは免ゼロ特約のような無駄なものを売る!


エエとこ取りのように思えてならない・・・・





※回収金規定は、すべての保険会社にあるのかな?

 確認してない、エビデンスなしでヨロシコ