煎茶の茶室  三賞亭

                 工夫された硝子戸や障子が 目を引きます。

                         煎茶道は 江戸時代初め、

                   黄檗宗 隠元和尚によって開かれました。

 

                           竹の ながし  

 

              柴の戸にさすや日影のなごりなく春暮れかかる山の端の月

                                    新古今 春下  宮内卿

 

               宮内卿 (生年不詳ー1205年頃夭折)

               式子内親王 俊成卿女、宮内卿は新古今の代表的女流歌人

 

                  春の日影が心地よい 開放部分が多い造り

                     抹茶の茶室とは 異なった味わい

                         

土塀も 良い味わいで

 

形式ばった感じの造りではありませんね

揚輝荘庭園内を後にします

 

敷地外へ出れば 辺りはこんな感じです