中国に旅行に行った。

ユーラシア大陸に上陸したことがないので(これがユーラシア大陸か)と感じた。


実際には、イギリスに行く時にトランジットで韓国の空港を利用したが、空港しかみていないので、ノーカンです。なんなら、仁川空港は島なので、大陸ではない。



雨のなか朝6時に家を出て8時に関空に着いた。

9時からチェックイン対応開始で、Trip.comの指示にしたがって3時間前に着いたのに、結局1時間も待たされてしまった。

チェックインのレーンに2番目に並んでいたが9時になると隣のレーンで受付が始まった。

(チェックインはこっちのレーンだって入り口に書いてあったでしょ)と思いつつモタモタしてたら前の中国人のおばさんが係員に何か言ってしれっとそのまま私もチェックインできた。

周りは中国人だらけで、アナウンスも基本的には中国語しかない。もう春秋航空は使いたくない。


中国に着くと入国カードを書いて、指紋を登録して、入国審査に進む。

前述の通り、私が乗っていた便は見渡す限り中国人しか居ないため、外国人の入国手続きが全くもってわからなかったが、別の便から来たであろう、どう見てもアラブ系の真っ白な民族衣装(ガンドゥーラというらしい)を身に纏ったおじ様二人組について行ってことなきを得た。


入国審査を終えてバゲージクレームに進むと、まさにその時、自分のスーツケースが出てきたので、便が到着してから1時間もたたず入国できてしまった。


空港で待ち合わせしていたが、入国に時間がかかるだろうということで、到着2時間半後くらいに設定しており、待ち時間ができた。

朝から何も食べていないので、何か食べようと思いターミナル内のファミマに行ったが、何も買えなかった。

理由は

・Alipayがつかえない

・店員さんが中国語しかはなしてくれない


結局、Alipayが使えないのはクレジットカードのブランドが中国での決済をとめていたためで、別のカードを登録すれば使えるようになった。


中国の決済はほとんどAlipayで事足りると聞いていたため、逆にAlipayが使えないとなると大層困ることになるだろうとその時は焦った。


下はその後Alipayが使えるようになり買えたマクドナルドのサンドイッチ。結構辛い。



Alipayアプリ内では商品の準備状況が示されているのだが、いくら待っても完成(とおもわしき)表示にならないので、店に受付番号を見せると商品を出してくれた。

ちなみにこの店舗ではこのサンドイッチとサイドのコーン、飲み物とソフトクリームしか売っていない。ポテトが食べたかった。


一難あって無事合流し、上海の中心部に向かうためにmaglevに乗った。中国のリニアモーターカーで、移動は速いがなんだか使い勝手が悪そうな場所にしか駅がない。

地下鉄に乗り継いで人民広場駅に向かう。そこから10分弱歩いたところにホテルがある。


駅の周りは綺麗に整備されていることが多いが、少し離れると生活感が出てくる。

配達の電動スクーターが多い。排水がないのか雨の跳ね返りが多い。窓が汚い。クラクションがうるさい。など。

ホテルの部屋は綺麗だが、湯船がなく、窓は汚い。

日本が綺麗すぎるのかもしれない。


夜はHidilao火鍋に行った。有名チェーンらしく、日本にも店舗がある。日本で好んで食べていた小肥羊の火鍋の辛さの比ではないくらい辛い。笑い事ではない。

筍が美味しかった。

蛙があったが食べていない。

麺を伸ばすパフォーマンスをするおじさんがいる。隣の席のお姉さんたちが頼んでいたので頼まなかった。お姉さんたちがおじさんのパフォーマンスにあまりにも無関心で、少し同情した。



基本的に中国の店員さんは英語を話さない。ホテルだろうと、高級レストランだろうと中国語で話をし続ける。たまに翻訳機を使ってくれる。日本の店員さんの方がよほど英語にしようと努力している気がする。中国語を話す人口が多いから、英語を話す動機がないのだろうか。共産党の教育方針なのだろうか。


中国初日は長い一日だった。


それではまたいつか。