原料米 京都産米 京の輝き100%使用
精米歩合 50%
日本酒度 非公開
アルコール度数 15度

地元のスーパーで見かけた超格安の純米大吟醸。四合瓶で何と約1,000円也。🎵
ラベルを良く見ると京都伏見で延宝5年(1677年)創業した「神聖」などを醸す山本本家酒造のお酒だった。 

ちまたでは日本酒ブームと耳にするが、日本酒の売れ行きは落ち込んでいて、純米酒・純米吟醸酒などの特定名称酒が増加する半面、一般酒の落ち込みが激しい。

国の調査などを見ると若者の酒離れが著しいようだ。なかでも日本酒離れが進む中、飲みやすい純米大吟醸を手ごろな価格で届けようと数量限定で専用酒を造ったそうだ。


「枕草子」の「夏は夜、月のころはさらなり」を訳し「夏は夜がよい、満月の時期は、なおさらよい」という意味から、一つ 味「よし」、二つ 価格「よし」、三つ 中身「よし」と精米歩合50%まで磨いた米を伏見七ツ井のひとつ、白菊井の名水でじっくりと仕込み、すっきりとした味わいで、かなり飲みやすく仕上げている。🎵


よく考えると若者の酒離れは決して悪いことばかりではない。
お酒やタバコは趣向品だ。何を優先するかは自由であり、飲めないものを無理に飲む必要はないと思う。
酒のかわりに他の消費が活性化したり、健康面にも良い影響があるが「飲みにケーション」で育ったオジサンはチョッピリ寂しい気するかな…(笑)