原料米 五百万石100%
精米歩合 65%
日本酒度 +10
アルコール度数 16度

北海道の増毛町にある「日本最北端の酒蔵」。これまで何回か?書いているが、メディアとかで国稀酒造を紹介する決まり文句の一つだ。
国稀の純米山廃仕込みは、協会6号酵母でじっくり発酵させ、酸味の中に深みとキレがある味わいに仕上げている。


協会6号酵母は、日本醸造協会が頒布する酵母の一種で、寒さに強い酵母として有名らしい。と言うのも、協会1号から5号は西日本の蔵で発見された酵母であるのに対して、協会6号は秋田県に構える1852年創業の新政酒造で発見され、通称「新政酵母」とも言われ、1935年から協会酵母として頒布されている。


新政酵母は、長期間にわたる低温でもしっかり発酵し、高いアルコール発酵能力が特徴だそうだ。

この低温耐性酵母のおかげで、雪深い寒冷地でも安定した酒造りが可能となり、必然的に銘醸地の構造が変化し、「日本最北の酒蔵」と言われる国稀酒造でも、じっくり発酵させた酒造りが出来るようになったのだ。
奥深いなぁ~🎵