原料米 山田錦100%
精米歩合 50%
日本酒度 +2
アルコール度数 15~16度

京姫酒造のある京都伏見は、江戸時代には「伏見」は、かつて「伏水」(ふしみず)とも書かれていたほど、昔から良質で豊富な地下水に恵まれ、今でも御香宮神社の境内にコンコンと湧き出る「御香水」(岩井の水)は、日本名水百選の一つに選ばれている。

伏見には、この「岩井」に始まり「白菊井」「春日井」「常磐井」「苔清水」「竹中清水」「田中清水」と伏見・七ツ井と呼ばれる名水が湧き出ているそうだ⁉️


また、伏見城を築いた豊臣秀吉は城内に「金名水」「銀名水」と言う井戸を掘り当て、千利休らと茶会を楽しんだらしい。

大正7年(1918年)創業の京姫酒造は、数多くの伝統ある蔵元が軒を並べる京都伏見では比較的歴史が浅い酒蔵だが、水、技、米にこだわり、現在では少量手造りの吟醸酒専門蔵として、全量山田錦を使用し、低温発酵でゆっくりと丁寧な酒造りを行う。
この京姫の匠は、柔らかな飲み口で、大吟醸らしいキレも感じられ、後味もスッキリしてなかなかイケる。👍


しかし、何といっても一番美味しいところは、大吟醸のお酒(720ml)が1000円そこそこで手に入るコストパフォーマンスかもしれない🎵