永正2年(1505)の創業以来、伊丹から灘へと醸造の舞台を移しながら、剣菱は500年以上にわたり造り続けられている。

剣菱酒造の酒造りのポリシーは、「肩書き」よりも「味」だそうだ。剣菱の商品には、精米歩合のラベル表示をしていない。その理由は、毎年異なる条件で育ったお米のできに合わせて精米歩合を変えながら「変わらぬ味」を500年守り続けている。

また、剣菱の酒は無色透明ではない。ろ過をし過ぎて色と一緒に旨みまで抜けないよう調整しているからだ。剣菱の色の濃さは、いわば味の濃さの証とのこと。 

剣菱が500年守り続ける“黄色く色づいた伝統の味”のラインナップは、「剣菱」「黒松剣菱」「極上黒松剣菱」「瑞穂黒松剣菱」「瑞祥黒松剣菱」だ。
 
厳つい名前がズラリと並んでいるが、何かカッコいい (笑)