半田郷の醸造元「國盛」(くにさかり)がある知多半島は、以前にも紹介した酢・味噌・醤油・酒など醸造が盛んな地域だ。

なかでも半田は「知多の半田は蔵の街、酒蔵・酢の蔵・木綿蔵」と唄われ、酒や酢の醸造元の酒蔵や木綿の産地でもあり木綿問屋の蔵が今でも多く残されている。

豊かな農産物や水産物にも恵まれ、半田の風土、人々、食の文化とともに愛される酒をと願い、歴史のある銘醸地にちなみ「半田郷」と名づけたそうだ。


愛知の酒造好適米「若水」を55%まで磨き、じっくり低温で仕込んだ純米吟醸酒。『酵母1801』を使用し、吟醸ならではの華やかな香りと、純米ならではの米の旨味が引き出されており、雑味も含め良い仕上がりだ。🎵

※『酵母1801』=日本醸造協会が提供している酵母1801号。この酵母を使用した数多くの日本酒が全国新酒鑑評会で金賞を受賞している。