日本最北の酒蔵、国稀酒造と前にも書いたが、かつて北海道の西海岸でニシン漁が盛んだったころ、浜で働く「やん衆」に飲ませる酒を造り始めたのが『国稀』の始まりで、創業明治15年より130余年にわたり酒を造り続けている。 


当時、増毛の海がニシン漁に沸き「千石場所」と呼ばれ、往時の賑わいに因んで酒名が名付けられたそうだ。
酒米・五百万石を60%まで磨き、香り良く、後味のキレも良い辛口の酒だ。 

一口、二口と酒が進むにつれ、豊漁で沸き、朝まで続いていたであろう、浜の男達(やん衆)の宴を想像してしまう🎵