平成4年3月まで清酒の級別という格付け制度が行われていた。
その級別制度では審査を通さない限り、どんな良いお酒も二級酒という扱いだったそうだ。
一の蔵は、そうした級別制度に対抗して一級酒クラスをあえて審査に出さず、二級酒として発売。それがこの『一の蔵 無鑑査』だ。
新潟菊水酒造の「無冠帝」と若干ニュアンスは違うがネーミングに似たようなポリシーを感じる。
宮城県産の本醸造酒では、辛口の「一の蔵」、甘口の「浦霞」と言われ定評があり、飽きのこないキリっとした喉ごしの清酒だ。
浦霞は、またの機会に…