ステラおばさんのクッキー
これ、食べるたびどころか
見るたびに、聞くたびに
思い出すことがあって…
かれこれ30年以上前のこと…
田舎の受験生だった私は
大学受験のため
東京の、とある駅に降り立ちました。
初めての東京での受験で
母と一緒に
前日に東急インに泊まった翌朝
受験会場のあるその駅にいたのです。
その駅に漂っていたのが
ステラおばさんのクッキーの
あま〜い香り
今思えば
朝からクッキーは焼いてないか
とも思うので
下見に来た時の印象なのか、
帰りに母と待ち合わせた時の印象なのか
今となっては定かではないのですが
とにかく
あの当時
田舎者の私には
こんないい香りが街に漂っていることが
衝撃的で
母が買ってくれたような…
くれないような…
でも2人で
いい香りに感動したのは覚えてる
東京ってすごい
で、この思い出とセットなのが
当然、受験の思い出。
この日は第3志望の大学を受けたのですが
数学と地理
どちらで受験するか、何分も迷った結果
たぶん、再びこの地に来ることはないであろうと
確信した私
忘れもしない
ナイル川の長さを問う選択問題。
センター試験と
2次試験用の記述問題の対策しかしてなかったので
ナイル川の長さは覚えてなかった
まあそんなわけで
苦い思い出も忘れさせてくれる
あの、あま〜い香り
いきなり滑り止めに落ちると言う
雲行きの怪しさに
両親は、ヒヤヒヤしたようでしたが
既にセンター試験で高得点取っていたのと
代ゼミの特待生、全額免除を獲得していた私。
完全におのぼりさん気分で
東京での受験を
楽しんでいたのでした
この頃のことを思い出すと
受験でハラハラするのは親だけで
子どもは意外と
なんとも思ってないなーってこと
今となっては
はるか昔の時代の出来事。
受験も様変わりしたし
子どもたちは
勉強嫌いに育ってしまったのでね。
大学受験とはあまり縁のない
子育てでしたー
それにしても
私は焼き菓子とコーヒーが大好き
小麦粉とバターって
最強だよねー
いつもありがとうございます
お仕事がんばります
