ぼ〜っとしている時とか

歩いている時とか

大体、頭の中が空っぽの時


突如として、よりにもよって絶対がつくくらい思い出したくもない過去のやらかした事が、くっきりと浮かび上がるのはなぜだろう。


夫、自作のお弁当


今日も、それは突然やって来た。



友人を自分の保身の為に裏切った事が、無心に歩いている時に突然、頭の中に浮かび上がって来た。


その瞬間、もういたたまれなくなる。足が止まる。



自分がやった事の醜さ

友人のその時の思いや

その時の顔


その場のいろいろな事が、今起きているかのように頭の中で、その時の出来事がフラッシュのようにたたきつける。



いたたまれない。

バカな事をしてしまった。

もうしわけない。



やった私が全て悪い。

私はクズだ。


そういった自分叩きが延々と私の頭の中で続く。




なぜ、思考はコントロールできないのだろう。


こうやって突如、自分の思いの外で暴れるのだろう。


自分が辛くなるような事をわざわざ提示してくるのだろう。




以前はそういった時、頭の中で

やってしまった相手に何度も何度も「ごめんなさい」と謝っていた。

自分を責め続け、自分を否定していた。




今は突如、浮かび上がった思いはそのまま流している。なるべく感情を挟まないようにしている。



その後に

そんな事があったなぁ。

ただ、そう思うようにしている。



謝る事は、やめた。



自分がした事から

逃げるでもなく

否定するでもなく

肯定するでもない。



そんな事があったなぁ。



そう思う事にしている。