セルフ貧乏を選んだ子供 | Hiroppeのブログ

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絵やマンガを描くのが好きなアラフィフ専業主婦です。

息子の発達凹凸の受容、道半ばです。義母から指摘されてからのありのままの感情の記録を残してあります。






お金についての思い出話です。









小学1年生の頃、




下敷きにマジックペンでイラストを描き、

上から木工用ボンドを垂らしてシールを作る遊びが学校で流行った。






最初は友達に借りて作ってた。

「買ってもらえば?」と友達にすすめられて、私もボンドを買ってもらった。





「学校で使う」と言ったのはウソでは無いけど、授業で使う訳では無かったからお母さんに怒られたと思う。






珍しくお父さんにも怒られて、私は泣いた。




シール作りにお父さんが興味を持ってくれて、すごく嬉しかった。

一緒に遊べるのかと思ったら叱られて、

とてもとても悲しかった。







ボンド事件がきっかけだったと思う。



100円のおこずかい制の導入が検討された。





「毎月お金がもらえるなんて、いいよなあ」とお父さんが言っていた。




不機嫌そうな顔だった。






「まだ早いんじゃないか」とか言ってたような気もする。

生意気だと思われていると思った。







郵便局からもらったポスト型の貯金箱があった。自分では開けられないやつ。



そこにおこずかいを貯めることにした。






「これじゃ使えないわよ?」とお母さんは心配した。




でもお父さんは笑っていた。




お金を欲しがらない子供でいた方が、

お父さんに可愛がられると思った。







つづく