ホルモンを聞いて、父のことを切なく思い出した。
楽しい曲なのに。
父が亡くなった時、高校生だった。
私なんか生まれなくても、受精卵になる前にティッシュに捨てられて、なかったことになったらよかったのに。
そんなことを考えていた。
母なんかと結婚しないで別の人生だったら、もっと長生き出来たかもしれないのに。
ストレスで病気になって早く死んでしまうなんて。私が代わりに死ねば良かったのに。
なんて考えてた。
でも、今は何故か…ストイックで真面目で、何も間違えずに亡くなった父が今すごく、ムカツク。
「なに勝ち逃げしてんだよ
格好つけやがって
馬鹿にすんな
私はそうなれないよ❗️
寂しいよ!心細いよ!なんで死ぬんだよ❗️
「あとは家族三人で頑張ってくれよな」とか、丸投げしやがって。
出来なかったよ❗️そんな簡単じゃねえんだよ❗️
悪かったな❗️
つか仕事ばっかで大事なこと教えてもらったことなんかないし真面目な話だって聞いたことないし。
同居してただけだろ❗️
死ぬ一か月前だけの家族ごっこ。
もっと早く言えよ❗️
適当に生きやがって❗️」
まーひどいこと思ってしまう。
うちの母は父が亡くなってから、鬱から回復できなくて、醜い姿を散々晒して、皆に下に見られて、どうしようもないと思われながら自分で死んでいった。
なんかその責任て、完璧だった父にもあるように思えてきた。
いや、無いかもだけど…
自分が亡くなるって時に他のこと考えられないと思うけど。
考えてみれば、残される方が大変じゃないかなと思ったり。
早く死んじゃった時点で、ほんとにいい人じゃない気がする。←全くヒドイ…😔
母のことは、生きてる時、後半嫌いだったけど、嫌わせてくれたことが今は有難いと思っちゃう。
大切な人と別れる時、乗り越える時、その人のイヤな部分を知ってることは助けになるんじゃないかなあ。
すっごい大好きだったけど、あのイビキから解放されるのは嬉しいなあ…
みたいな。
違うか?
まとまらなかった。
でも、残されて、寂しくて、ムカツクって、普通の感情だったようにも思う。
ずっと蓋してきたのかもしれない。