↑ 2015年秋に届いたマイナンバーカードの手続き書類、普及率は15.5%
マイナンバーカード所有者で、且つ、新しいスマホを持っている・ここ最近引越ししていない方必見の記事です。(かなり少ないね)
でも、このカード、来年3月からは健康保険の代用として使えるらしいので、持っていたほうが便利。
私は運転免許証をなくしたときに写真付き身分証明書が必要と考えてマイナンバーカードを早期に取得しましたが、もうすぐ5回目の誕生日が来るので、カード更新が必要になりました。
というのは、ICチップに保存されている電子証明書の有効期限は「発行されてから5回目の誕生日まで(カードに明記されています)」なので、WEB申請(オンライン手続き)が今後できなくなってしまうから。今回の10万円給付(特別定額給付金)をWEB(オンライン)申請する際に必要なのが、正にマイナンバーカードの電子証明書なのです。
ただし、カード自体は「発行されてから10回目の誕生日まで有効」です。
また、カード発行時の住まいから引っ越した場合、お役所に行けばカードの住所を訂正してくれますが、ICチップの電子証明書書き換えはやってくれません。
つまり、発行から5回目の誕生日が経過したケースと同様に、カード取得後に引っ越した方のマイナンバーカードも有効。
しかしWEB申請(オンライン手続き)は出来なくなります。
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特別定額給付金10万円、WEB申請のまとめ
2015年10月に始まったマイナンバー(個人番号)制度ですが、カードを発行してもらっていない方にもマイナンバーは割り振られていて、2015年の秋に役所から『マイナンバーの通知カード』が郵送されています。
【「WEB申請」の重要ポイント】
1.『通知カード』はマイナンバーカードではありません。
2.マイナンバーカードの有効期限は、カード発行後10回目の誕生日まで。
3.マイナンバーカードのICチップに保存されている『電子証明書』の有効期限は、カード発行後5回目の誕生日まで。
4.現住所(今回の申請では2020/4/27時点の住所)と「マイナンバー住所」が違っている場合は、カードの電子証明書が無効になり、「マイナンバーカードの更新(再発行)が必要」となります。
5.スマホで申請する際にインストールするアプリ(マイナポータルAP)が『途中保存できない仕様』だそうで、マイナンバーカード・署名用暗証番号(6~16文字)・受領用通帳などの資料を全て揃えてから作業されることをお勧めします。
暗証番号を3回間違えると、役所に出向いての手続きが必要となりますのでご注意!
6.ご使用中のスマホが古いものなら、ICカード通信機能が付いていないので、使用できません。
(iPhoneならば『7』以降が対応しています)
ちなみに私の場合は古いiPhone 6sなので、Appストアで上記アプリをダウンロードできませんでした。(拒否られました。涙)
7.おまけ
PCで申請するにはICカードリーダー(通販で2千~5千円)が必要。これを個人所有している方って、e-Tax利用者だけじゃないの?
マイナンバーカードを取得していない方、マイナンバーカードに記載されている「電子証明書の有効期限」が経過した方、古いスマホを使用されている方、等々の皆様は、お役所から郵送されてくる申請書類を待つしかないですね。
お役所での三密(或いは、集・近・閉)を避けるために。
[申請受付け期間は開始から3ヶ月間]
各自治体では、今、土日返上で申請書類の発送作業を急いでいます。
大阪の場合は5/11(月)にWEB申請受付が始まりましたので、受付終了は8月中旬でしょうか。
とにかく、申請受付け期間は全国すべての自治体で3ヶ月間あるので、アベノマスク共々ゆったりした心持ちで郵便物を待ちましょう。