土井たか子氏と北朝鮮の金日成

 

土井たか子氏と北朝鮮の金正日

 

虚言・卑怯・弱者いじめの政治家二人とは

私の知人の孫に高校二年生の男子がいまして、「暇さえあればスマホゲームに興じ、学校の勉強をほとんどしない」と両親を悩ませているそうです。

そうおっしゃる知人に、黙考した後

 

『学校の勉強ができなくても、立派な人間になってくれたら、それでいいじゃないですか』

 

『嘘をつかない・ずるいことをしない・弱い者いじめをしない人間になってくれれば...』

 

『高級官僚や政治家の不祥事が次々に報道されていますが、彼らは殆ど東大卒のエリート達ですよ』

 

(違法天下り斡旋の元文科省次官で 恋活Bar新宿ラヴ・オン・ザ・ビーチ通いでも有名な前川喜平は東大法卒、公文書書換え指示の元財務省国税庁長官 佐川宣寿は東大経卒、女子大生への買春が文春にバレて新潟県知事を辞任した米山隆一は東大医卒で後に司法試験合格者、息子の東京医大裏口入学を受託収賄として今月逮捕されたばかりの現役文科省 科技学術局長 佐野太は早大理卒

 

このように慰めにもならないような言葉をかけたのですが、正に「虚言・卑怯・弱者いじめ」を禁じる会津藩の教えが記述された記事を偶然発見しましたので、紹介したいと思います。

それは以前も紹介しました、米ボストン在住の新田多美子さんのコラムで、現在でも故・土井たか子氏(1928-2014)や 菅直人氏(1946-)に対して良いイメージを持っていらっしゃる方々におかれましては必見の記事です。

 

北朝鮮工作員による日本人拉致事件で、彼ら二人の政治家が果たした役割が少しは理解してもらえそうですから。

◇◇


新田多美子(あらたたみこ)さん


ボストンから一言(13)

相次ぐ不祥事の元凶は無責任体質 拉致事件で恥ずべき発言をした「芯のない」面々
https://www.sankei.com/west/news/180606/wst1806060007-n1.html


 米国に住みながらも、日本から伝わる不祥事が次から次へと出てくることにあきれている。

 テレビのワイドショーでは、天下国家がひっくり返るかのごとく、芸能人たちがコメンテーターとして喧々囂々(けんけんごうごう)と言い合い、知識人といわれている人々までが参加している。

 そして何を言うかと思えば、「嘘を言っているのかな~と思います」と曖昧な表現を使って意見を述べている。後日、真相が判明した場合でも「断言したわけではありませんよ」と逃げ口上になり、責任を負う心配がないからだろう。今やみんなが口にするようになり、耳障りに聞こえる。

 米国でも不祥事はあるしニュースにもなるが、昨今の日本の現状や芯のない人々に「これからの日本はどうなるのだろうか」と危機感を感じている。

 会津藩には、当時の日本でトップレベルともいわれる教育機関の藩校日新館に入学する前の6歳から9歳の子供たちが学ぶ規範「什(じゅう)の掟(おきて)」があった。

 そのいくつかを、最近、テレビをにぎわしている大人に聞かせてあげたいものだ。

 「嘘言(うそ)を言うことはなりませぬ」

 「卑怯(ひきょう)な振舞いをしてはなりませぬ」

 「弱い者をいぢめてはなりませぬ」

 誇りと恥、そして誠実を失った近年の日本人は、自分の言動に責任を取ることなく、真実が明るみに出ると見え透いた嘘で嘘を重ねる。このような見苦しく恥ずべき振る舞いが実に多くなった気がする。

 そして、国民を代表する政治家にも無責任な行動に平然とした議員たちがいる。衆院議長を務めた土井たか子氏や菅直人元首相らがそうではないか。


拉致被害者家族を突き放した政治家

 昭和55年1月。産経新聞記者の阿部雅美氏は、公安関係者がもらした「日本海の方で変なことが起きている」の一言に、記者の感が働き、丹念な取材を経て「アベック三組ナゾの蒸発」との大見出しで事件を報じた。

 この記事によって日本国民は初めて何か不気味なことが、自分たちの国で起こっていることを知らされる。しかし、スパイ活動に疎い日本人としては「外国情報機関が関与か」と目にしても、「まさか。何のために?」と国民のほとんどは興味本位で読むに終わったのではないだろうか。

 北朝鮮に拉致された被害者の1人である石岡亨さんは、町で見かけたポーランド人に必死の思いで家族への手紙を託し、奇跡的に両親の手元に届いたのが、1988年。

 手紙には拉致された松本薫さん、有本恵子さんの3人で北朝鮮に住んでいることが記され、家族は忽然(こつぜん)と姿を消した子供たちの消息を知る。

 ご家族は、北朝鮮と強い繋がりがあることを自負していた土井たか子氏側に、手紙を見せたことから、2度目の悲劇が襲ってくる。

 土井氏側は、すがる思いで助けを求める家族を見捨てるような態度だったと語る有本さん家族をテレビで見ながら胸が痛くなる思いだった。

 マスコミは「マドンナ」と持ち上げ、本人も「山は動いた」と豪語し大政治家ぶっていたが、自国民を守るべき人間が、北朝鮮に国民を売ったことに等しい。その残酷な姿勢に政治家としての資質を疑う。

 吉報を待ち続けたご両親たちが、裏切られた事実を知ったときの落胆、悲嘆いかばかりだったことか。

 「拉致などない」と言い切った土井氏は、北朝鮮による拉致の実態が明らかになると、「私もだまされていた」と恥ずかしげもなく、被害者のような言い訳だった。


“私には責任はありません”と言わんばかり

 そして無責任との批判を免れられないと思うのは、菅直人氏だ。1989年に在日韓国人政治犯の釈放に関する要望として当時の盧泰愚(ノ・テウ)大統領宛てに土井氏らと一緒に嘆願書で釈放を要求した。

 政治犯の中には横田めぐみさんら日本人を拉致した辛光洙(シン・グァンス)容疑者がいた。辛光洙容疑者は釈放されたあと、故郷の北朝鮮で金正日(キム・ジョンイル)総書記や党員から「国民の誇り」と拍手の嵐で大歓迎されている。

 菅直人氏は「在日外国人が民主化運動をやって逮捕されたので釈放要求に署名をしてくれと土井氏から頼まれた。しかしその人間(辛光洙容疑者)が誰かというのは、いちいち調べる余裕がないときの話しです」と釈明をしている。

 国会議員たるものが、頼まれたからといってそのように気軽に署名するものだろうか。これでは、“だから私には責任はありません”と言わんばかり。

 めぐみさんの遺灰だと北朝鮮から送られてきたときの横田さん夫妻の記者会見。悲痛で声が出ず、涙する父親の姿はあまりにもやるせない。

 国民の生命や財産を守るという国、政治家として最も大事なことすら軽視するその姿勢は、日本で相次ぐ不祥事の元凶となっている無責任体質と同じではないか。

 「トランプ米大統領、ご家族を助けてください」と願い続けている。
<以下は新田さんの闘病記につき、省略>

 

マスコミが報道しない土井たか子の残念な功績

https://matome.naver.jp/odai/2141194784393342701

 

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