5/29夜、関東大学アメリカンフットボール連盟(当ブログでの従来呼称:関東学生連盟)は臨時理事会を開き、日大悪質タックル事件について以下の裁定を発表しました。
http://www.sankei.com/sports/news/180529/spo1805290028-n1.html

○日大・内田前監督と井上前コーチに対して「除名」(一番重い処分で、事実上の永久追放)

○森ヘッドコーチに対して「資格剥奪」

○当該選手には来年3月末まで公式試合出場資格停止処分(連盟に反省文提出の上、面談内容によっては処分解除)

○日大アメフト部に対して来年3月末まで公式試合出場資格停止処分(当該選手同様の条件で、期間途中で処分解除)

この裁定は、監督・コーチ・当該選手と事件当日の審判および日大アメフト部の選手多数からの聴き取りの結果であり、今まで日大サイドが主張してきた「指示の乖離」は否定されました。

特に印象的なのは、「内田氏はタックルを見ていた」と断定したことです。おそらく証拠映像があるのだと思われ、そうなると、警察の捜査にも大きな影響があります。

同時に報道された「内田氏による選手への暴力」「コーチの暴力」「暴力を受けたあとで病院に行くことを禁止された」等についても捜査対象になるかもしれません。

 

今も完全に情報統制されている選手達の中から、被害者が名乗り出てくれば、の話ですが。


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