最高裁判事国民審査は 大 小 山 菅 に×を

2017.10.24、文末に記事追加

 

明日22日「最高裁判所裁判官国民審査」が、衆院総選挙に並行して実施されます。
いわば最高裁の裁判官を国民投票でクビにする審査です。

 

我々有権者が×を付けた裁判官の投票数が有効票の過半数に達していれば、その裁判官が罷免されるという仕組みです。

 

衆院総選挙の度に実施されていますので、来たるべく『憲法改正の国民投票』のシミュレーションとして、皆様には是非投票してほしいと思います。

 

今回の審査対象となる裁判官の氏名は以下の通り、「関与した主な裁判」詳細は選挙公報をご確認下さい。尚、以下の記載順は投票用紙の記載順とは違いますのでご注意下さい。

 

大谷直人(おおたになおと)
小池 裕(こいけひろし)
山口 厚(やまぐちあつし)
菅野博之(かんのひろゆき)
戸倉三郎(とくらさぶろう)
木澤克之(きざわかつゆき)
林 景一(はやしけいいち)

 

上記の内、上から4人までが「捜査機関が捜査対象者の車両にGPSを密かに取付けて、位置情報を把握するには令状が必要」とする最高裁大法廷判決(今年3月、全員一致)に関与しました。

 

ちなみに私は、他の先進諸国と同様、通常の捜査手法として被疑者の車両にGPSを密かに取付けることに賛成ですので、上から4人の裁判官に×をつけます。頭文字4つで「大小山菅」です。

 

重大事件の捜査や、これから起きるであろう大規模テロの対策として、これほど有益な捜査手法がいちいち裁判所の許可をもらわなければならないというのは理不尽だと思うからです。

 

私はそのように考えるのですが、皆さんはいかがでしょうか。

 

犯罪捜査の精度・速度を上げることとプライバシー保護、どちらを優先するかという話です。

 

上記国民審査、大小山菅には×が多いという結果でした。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102400055&g=pol