ここのところ、新聞・テレビはトランプ大統領の話題ばかりでうんざりです。

 

ひとつだけ一連のトランプ報道から学ぶとすれば、アメリカのマスコミもまた「事実をねじ曲げて報道する」ということ。


“トランプ憎し”のCNNが流した就任式比較映像(下の写真)は酷かったですね。

トランプ大統領の方は就任式が始まる数時間も前のものだったようです。
これでは就任後初めての記者会見でトランプ氏がCNN記者に「フェイクニュース」と罵倒したのもうなずけます。

 

「群衆で溢れる2009年オバマ新大統領就任式」と「閑散としたトランプ新大統領就任式」


(私は生中継を見ていたので、右側がウソだとすぐにわかりました)

 

トランプ大統領の主張に反対するならば言論で行なうべきで、嘘の映像を流すような稚拙で尚且つ卑怯な印象操作をすべきではありません。

 

東京MX「ニュース女子」が名誉を侵害したと記者会見する辛淑玉(シンスゴ)氏


ところで、
我々には“移民排斥大統領令”よりも優先すべきニュースがあります。

 

在日コリアンの辛淑玉(シンスゴ)氏が、1月2日に放送された東京MXの番組『ニュース女子 #91』が虚偽の内容を放送し、名誉を侵害されたとして「放送倫理・番組向上機構(BPO)」に申し立てました。

 

その結果、2月3日「まずは当人同士で話し合ってくれ」とBPOから辛淑玉(シンスゴ)氏に回答が来たそうです。(本人のTwitter @shinsugok より)
 

YouTube【ニュース女子 #91】2分00秒から21分07秒
https://www.youtube.com/watch?v=gGnlO81rwcI&t=2882s

YouTube【ニュース女子・DHCシアターの見解】6分10秒から
https://www.youtube.com/watch?v=x5NcYYoDp-o

ニュース女子 #91のワンシーン


辛淑玉(シンスゴ)氏は沖縄・東村高江のヘリパッド建設反対運動を支援・展開している団体「のりこえねっと」の共同代表者で、元々は反原発・反ヘイトスピーチ運動家として有名な人物。

 

今回、彼女がBPOに申し立てた件はマスコミ各社が報じました。
しかし騒動の原因となった「高江ヘリパッド建設反対運動」の問題点を報道した地上波テレビ局は東京MXが初めてで、今のところ最後です。

 

番組で取り上げられた反対派の行動は次の通り。
○車両と人で道をふさぎ、通行車両を停止させ、
  検問を実施し、工事関係者は通過させない
○同じく、本土マスコミ関係者は通過させない
○救急車も通らせないことがあった
○地元農家も通れないことがあった
○ロケ下見のディレクターが拘束されそうになった
○沖縄県警の警察官をカメラで撮影し氏名・住所を特定、
  「嫁さんを強姦するぞ」と脅迫する
○「のりこえねっと」が東京お茶の水・連合会館で
  「沖縄への交通費5万円を支給するので高江の運動に
   参加して!」というチラシを配っている
○辺野古では反対派に2万円が配られたと推測できる
  複数の茶封筒が落ちていた

 

YouTubeサイト内「高江」検索結果
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%AB%98%E6%B1%9F

 


1978年10月の最高裁大法廷マクリーン事件判例「外国人の政治活動の自由は、わが国の政治的意思決定又はその実施に影響を及ぼす活動等を除き保障される」。

 

つまり、「わが国の政治的意思決定である高江ヘリパッド建設」に反対する政治活動に、外国人は参加できないということです。

 

これにリーダー格で参加している辛淑玉(シンスゴ)氏は、1978年のマクリーン氏同様、在留更新不許可処分の対象外国人です。

沖縄での基地反対運動のあり方を含め、皆様はどう考えますか?

 

2月3日、ワシントンで記者会見した翁長知事


現在米国から帰国途中の翁長雄志沖縄県知事ですが、昨日2月3日にワシントンでジョークを言いましたね。
「私の米国滞在最終日に、安倍首相とマティス国防長官が“普天間飛行場の移転先は辺野古が唯一の解決策であると確認した”とは沖縄県民に失礼じゃないか!」

悪いけど、首相も米国国防長官も翁長さんの“旅行”日程は頭の隅にもありませんよ。

 

前回の翁長訪米では国務省・国防総省の「副次官補の代理の代行」という肩書きの役人と会い、話しは平行線。体よくあしらわれ、県民に笑われていました。

 


さて先月、1月17日に元米国国連大使ジョン・ボルトン氏が「在沖縄米軍の一部台湾移設案」をメディアWSJに公表しました。

(ふだん、沖縄の米軍基地に対して沖縄タイムスは 『出て行け』、朝日新聞は 『周辺住民の気持ちに寄り添って日本政府も米国も知恵を絞れ』 と主張していますが、この2紙はボルトン案に対して知らんぷりです)

 

県民を代表して訪米したのであれば、このボルトン氏に会って詳しい話を聞きに行くのが当然ではありませんか?

前回同様、無名の役人に無理矢理アポを取って「辺野古移設反対論」を伝えても、税金と時間の無駄です。

 

ところが、ところが、翁長氏はボルトン氏に会談を申込みませんでした。

在沖縄米軍基地が減ることよりも、台湾へ移設しないことの方が大事なんですね。

 

誰が考えても米軍が台湾に配備されたら中国共産党は困ります。

 

中国共産党幹部に自分の娘を嫁がせた翁長氏がボルトン氏のそのような計画を聞きに行ったら娘夫婦の立場がなくなる、中華人民共和国・琉球自治区のトップになる夢が潰える…。

それ故、今回の訪米も意味の無い役所訪問をわざと繰り返したんですね。

 

ボルトン提案を無視し続ける翁長氏の行動を見て、沖縄の琉球新報読者は何を考えるか?
琉球新報はボルトン提案を報道しました


まず、琉球新報の読者から沖縄の覚醒が始まるのかもしれません。
 

 

【関連動画・記事】

ザ・ボイス そこまで言うか 長谷川幸洋(Podcastなら音声のみ再生できます)

https://www.youtube.com/watch?v=Z-ZWENQeK5w

「のりこえねっと 」の主張が嘘であると判明

https://www.youtube.com/watch?v=YUszNpNjEdo

ニュース女子を社説で糾弾した朝日新聞に

ケント・ギルバート氏が公開討論を要求

https://www.youtube.com/watch?v=ocklm-pyQko

ニュース女子、騒ぐほど真実が…我那覇真子さん

https://www.youtube.com/watch?v=ocklm-pyQko

 ニュース女子は真実だった

https://youtu.be/39kIohmIFCw

YouTube【我那覇真子さん出演・沖縄の声】31分56秒から
https://www.youtube.com/watch?v=nndBLA8jaPw

東京新聞「深く反省 沖縄報道本紙の姿勢は変わらず」2月2日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702/CK2017020202000241.html

日刊ゲンダイDIGITAL「波紋拡大 MXテレビに180人殺到」2月3日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/198824