9/30 衆議院予算委員会
民進党・辻元清美衆院議員
「稲田防衛大臣、以前雑誌のインタビュー記事の中で『日本の核武装について長期的には検討すべき』という主旨の発言があるが、この言葉を撤回してはどうか」
「あなたは、いかなる歴史認識に立とうと、先の大戦に命を捧げられた方々に感謝と哀悼の意を表することは当然であると主張してこられましたね」
「今年8月15日、閣僚の中で全国戦没者追悼式に欠席されたのは稲田大臣だけ」
「これは言行不一致ではないか」
「命を捧げられた方々に対する貴方の心はその程度だったのですか」
https://www.youtube.com/watch?v=cRax5jfEOO0
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大日本帝国が戦った大東亜戦争とは、一義的にはエネルギーなどの資源輸入を遮断されたが故の自衛戦争であり、同時に欧米諸国の植民地であるアジア諸国の開放を目指したものであった。
「極東軍事裁判」は裁判の名を借りた米軍・連合軍の復讐劇であり、事実無根の罪状で戦争犯罪者とされた者が殆どである。また、米軍による大都市空襲と原子爆弾投下は非戦闘員の大量虐殺であり、戦争犯罪である。
敗戦国である日本国が国際社会に復帰するには、上記2点の事実に目を瞑り、サンフランシスコ講和条約に調印せざるを得なかった。
であるから、先の大戦で犠牲となった方々に感謝・哀悼の意を捧げるのは日本人として当然の行為である。
上の青文字で書いた文は、稲田朋美氏のみならず保守派ならば共通の本音というか事実に基づいた歴史認識ですが、これらは戦後長年日本政府が積み重ねてきた対外的な国是(日本政府としての歴史認識)とは異なります。
「保守派の本音は対外的にタブー」
「米国を怒らせてはならない」
ということで、これが敗戦国日本の宿命だと我慢し続けてきたわけです。
本当に悲しいことですが。
民進党・辻元清美衆院議員がネチネチと「本音を語ってはならない」保守派・稲田大臣の一番弱い部分を突き、稲田大臣は半泣きで答弁する事態となりました。
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稲田氏は政治家になる前、いわゆる「百人斬り競争」の名誉棄損訴訟の弁護士を務め、毎日新聞・朝日新聞・本多勝一を相手に「戦意高揚を狙った事実無根のでっちあげ記事であり、この新聞記事を証拠として原告の親族(当時少尉)が極東軍事裁判でBC級戦犯として死刑にされた」と主張してきました。(原告敗訴)
その後、稲田氏は平成17年に安倍晋三幹事長代理(当時)の勧めで自民党の政治家となり、異例のトントン拍子で党の要職を歴任し大臣職に就くことに。
稲田大臣の出世は早すぎたんですね。
辻元清美議員からの人格否定とも取れる発言に対して的確に反論あるいは巧く身をかわすことができませんでした。
稲田大臣が流したのは、悔し涙だったに違いないと思います。
靖国参拝と全国戦没者追悼式には誰よりも参加したかったのに、米国からの圧力(日韓合意と同じ目的)で海外出張に出されてしまったことへの。
また、反日活動政治家にそのことを指摘された屈辱への。
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だから、防衛大臣は中谷元(なかたにげん)氏の続投でよかったんですよ。
稲田朋美氏は、この半べそ答弁で総理大臣への道が遠ざかったように思います。
それにしても、辻元清美氏を連続当選させる大阪府高槻市民って。
いやごめんなさい、選挙民の所為にしてはダメですね。
次回総選挙は、当該選挙区において自民党・公明党・日本維新の三党で統一候補を擁立し、辻元清美氏を必ず落選させて下さいますよう心よりお願い申し上げます。
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愛国政治家が本音で答弁できない、このことの本質は「日本が未だに米国の属国」だから。
憲法を1日も早く全面改正して、反日国会議員をピシッとやりこめる国家になりたいものです。