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http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150511-OYT1T50088.html?from=ytop_main2

菅官房長官が自民党大阪府連にお怒りです。

『二重行政を解消しようとする試みに反対する理由が全く理解できない』。


「近い将来(来夏以降?)憲法改正の手続き時に維新の会に協力してもらわないといけないのにローカルで何やってんだ、本部の足を引っ張るな!」こんなお気持ちでしょうか?


官房長官のコメントには文字通りの意味と、都構想が頓挫したときの維新勢力へのアリバイ作り、この二つの意味があると思います。


それにしても自民党大阪府連が共産党と一緒に大阪駅前で仲良く街頭演説するとは呆れます。


政治信条が180度違う彼らが一緒になって反対する大きな理由は、職場(議員定数)や収入が減らされるからでしょう。


言わば年収1~2千万円が保証される職場の給料と募集人員が減るんですから。

実際、大阪維新の会が過半数を占める大阪府議会の定数は既に21議席も減らされ、更に議員報酬も3割カットされました。

府市統合になれば定数はともかく現在の市議報酬にあたる支出は3割カットになります。
(例によって朝日・毎日系マスコミは報道しませんが)

自民大阪が維新の会に反発する理由がもうひとつありました。


これは共産党とは無関係な話ですが、維新の会が結成されるときに、自民党大阪府連の議員が維新の会へ大量移籍したという恨みが残っているんですね。


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地方自治体の議員には国会議員と同じような思想信条は不要で、『地域住民の生活に密着した情報を基に、安全安心な暮しを考えてくれる真面目な地域代表』であればよいと私は考えています。


私はそういう意味で、地方自治体の選挙は好きな政党・嫌いな政党に関係なく今まで投票してきました。


今回、大阪維新の会 が主張する二重行政廃止は、大阪府・大阪市双方が抱える借金問題を解決する最大最後のチャンスじゃないでしょうか。


YouTube を見ていると大阪自民の反対CMと橋下氏の賛成CMが流れてきますが、どちらが良いかわからない方は『賛成』でよいでしょう。



『反対』の方は投票所に行かなくて結構です。(笑)




だって『都構想否決』になれば、大阪維新の会はいずれ消滅。

議員定数 も 議員報酬 も 借金 も オール与党体制 も 労組やりたい放題 も、すべて昔の状況に戻るんですから。



そうなると、また府と市が競って不要な箱モノを作っては壊し、残るのは借金。
北海道夕張市と同じ運命になりますよ。

追伸;
橋下氏が市長になるまでは区役所窓口の応対がよくなかったと記憶していますが、つい最近用事があって区役所に行ったら丁寧で感じのよい応対で少々驚き、胸のバッジをよく見たら派遣会社の方でした。

橋下氏が市長になったからこそ、コスト削減・サービス向上ができた好例だと思います。