【人生二度目の靖国神社参拝】
2016.1.23アップデート

東京での四日目は、昨夜とはまた別のVIP顧客が見本市に来られなくなり、私も会場へ行くのをヤメ。
そこで、東京を離れる前に靖国神社を御参りすることにしました。

4年前はJR総武線 飯田橋駅から歩き、神社正面の大鳥居をくぐって参拝しましたが、大鳥居前に並ぶ街宣車を見たくなかったので、今回は本殿に近い市ヶ谷駅から歩くことに…。

疲れが溜まっていたのか、降りる駅(市ヶ谷)を乗り過ごし、四ツ谷で慌てて下車。(^_^;

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多分、この駅に来ることは二度と無いと思うので、折り返しの電車が来る前に駅名看板を記念撮影。だって四谷怪談の町でしょ。私のようなおのぼりさんにとって、東京には有名な地名が多すぎます!


秋葉原駅から市ヶ谷までの間は皇居の外堀に沿って走っているんでしょうか。そして外堀の終端近くが市ヶ谷駅前かな。
それにしても皇居のお堀の端っこに釣り堀があるとは…。

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皇居外堀、市ヶ谷駅から秋葉原方向を撮影すると川に見えます。

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上の画像の続き、市ヶ谷駅 正面(釣り堀)
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上の画像の続き、大きな橋が見えていますが、撮影方向の反対側が靖国通り。
この橋の200mほど左が外堀の終端になります。


とにかく市ヶ谷駅で降りて靖国通りのだらだら坂(途中の地名に九段とあったから、これが九段坂?)の左側歩道を上って10分強。
今朝の出発地・新橋の駅ロッカーにボストンバッグを預けてきたのですが、重いビジネスバッグは持ってきたので、この坂道は結構堪えました。
この道、最後の100mぐらいは若干の下りになっていたように思いました。歩道に面したビル群が終わり、神社の土塀横まで来ると空気がひんやり感じます。

拝殿に一番近い小さな入口から入り(南門)、作法通りに手水を使わせていただき、手と口を清めました。
お賽銭の後で二拝二拍手一拝。祖国を守る為に犠牲になられた方々に感謝申し上げ、空襲や原爆などで亡くなられた方々にも御霊安かれとお祈りしました。

私の御参りが終わった瞬間、後ろから集団が歩く規則正しい足音が聞こえて振り向くと、地域消防団の方が…。

消防団に見えたのは、全員が戦闘服のような濃い紺色の制服を着て軍靴を履いた団体でした。人数は50人ほど、二列で歩いて1人が日章旗を持っています。

周囲の一般人がカメラを向けると「撮影しないで!」とリーダーらしき男が制しましたので、私も撮るのはやめました。
彼らは拝殿のそばまで来て、リーダーの号令で止まり、その場で二拝二拍手一拝。

終わると、また号令に従い「回れ右」で戻って行きます。
おそらく正門に陣取っている街宣車の団体でしょう。

その中には終始ニヤニヤしている女性もいます。また、ほとんどのメンバーが上着のボタンをすべて外してTシャツを見せ、そのTシャツの裾は外側に出していて、靴紐をしっかり結んでいない者もおり…。
あんなだらしない態度では本当の御参りとは言えません。


彼ら似非(エセ)右翼の活動目的のひとつに
『日本人の愛国運動を貶めること』があると思います。

愛国者を自認する人々の発言や活動を、
『低級な発言・好戦的な思想・怖い活動』
というイメージに仕立てることで、
『 日本人の中に愛国者を増やさない 』
という反日活動の一環なんですね。


いつしか靖国神社に彼らのような似非参拝者がいなくなり、一般人ばかりの参拝になることを願ってやみません。


(以下、靖国神社境内での写真集)
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遊就館

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遊就館入場料は800円。上の特別展は別料金
一階の売店には有名なビデオブロガー、RandomYokoさんの本 がありました。

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遊就館入口に展示されている零戦と
タイ戦線で物資運搬に使われたSL。
撮影が許可されているのは一階だけです。


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軍馬鎮魂碑、この左右に犬と鳩の鎮魂碑もあります。

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変わったデザインの喫煙所
その昔、車両として使われていた物なのかも

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参道の脇道では骨董市が開かれていて、中には70年前の
ヘルメットや軍服を置いている露店もありました。

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土の上を歩くと疲れません。

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能楽堂では茶道の催しがあり、
欧米の観光客が静かに見物していました。
(有難いことに、靖国神社の境内には
大声を出す東アジアの観光客はいませんでした)