上の写真は朝日新聞社 木村社長
やっと朝日新聞社 社長が謝罪しました。
そして今夜(9/11)のテレ朝「報道ステーション」で特集番組が放送されました。
が、、、
また絶妙のタイミングというか、狙いがセコい。(笑)※
吉田清治という詐欺師、東電のヒーロー吉田昌郎氏。
対極にある二人の「吉田」という故人を混同させることを目的にしたような番組でした。
テレビ朝日「報道ステーション」という番組で検証・謝罪報道をするならば、その事の大きさから「慰安婦記事捏造」と「池上彰・朝日批判原稿掲載拒否」だけに絞って本日の番組を作るべきでした。
いずれも慰安婦問題関連ですから。
そして、東電・吉田調書捏造問題は明日の放送で詳細を説明して謝罪すべきでした。
情報通の方は「吉田証言」「吉田調書」と短時間にナレーターが連呼しても、それぞれの持つ意味が理解できますが、お茶の間の大勢の方は混乱したのではないでしょうか。
その昔、竹下首相は「言語明瞭・意味不明」とマスコミに言われましたが、今日の「報ステ」は正しくその通りになりました。
さて、その番組の中味ですが…
慰安婦問題の謝罪に関しては、『吉田清治証言は河野談話・韓国世論・国連クマラスワミ報告に影響していない』と印象付ける映像ばかり。
「女子挺身隊」と「慰安婦」との語句誤用・混同については一切触れず。この誤用・混同が今の「数十万人」という韓国の主張になっているのに。
慰安婦の日常についても、休日には映画や買い物に出かけたり、兵隊の30倍以上の収入があったり、兵隊と結婚する慰安婦がいたりという事実を紹介するシーンは皆無でした。
クマラスワミ女史が「性奴隷」と発言した映像は流していましたが。
本日の番組構成には、「印象操作」という実に嫌な言葉を思い浮かべてしまいました。
結論
朝日新聞の編集担当役員はクビになり、木村社長はこれら記事捏造問題がひと段落したら退任するようですが、朝日新聞の慰安婦記事捏造が日本の国際的地位を貶めた責任問題にはシラを切るつもりですね。
記者会見詳細は産経ニュースをご覧下さい。
時間も遅くなったので、
池上彰さんの件や東電の故吉田所長については、日をあらためて書いてみたいと思います。
※
慰安婦捏造報道を認めた8月5-6日は週刊誌が夏期休みに入っていて、お盆明けまで発売されない日。
本日は、政府が吉田調書をホームページで公表した日です。
吉田調書(政府事故調ヒアリング記録)
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/hearing_koukai/hearing_list.html