やっと朝日新聞社が、過去の慰安婦報道の内、「吉田清治が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取消します」というコメントを紙面で発表しました。
(2014.8.5 朝刊)
【「済州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断】
http://www.asahi.com/articles/ASG7L71S2G7LUTIL05N.html
遅きに失した話ですが、反省・謝罪しているなら、それも許してあげましょう。
しかし、居直っているのですよ。朝日は。
あろうことか、当時は他紙も間違ったと読売と毎日の記事を載せています。
話の発端が朝日であるにも関わらず。
http://www.asahi.com/topics/ianfumondaiwokangaeru/?iref=comtop_pickup_01
【挺身隊との混同】
http://www.asahi.com/articles/ASG7M01HKG7LUTIL067.html
朝日が、軍需工場への労働奉仕“女子挺身隊”を慰安婦と混同させる記事を書いたのは1991~1992年。
韓国が「20万人もの若い韓国人女性を性奴隷にした…」と世界中に言いふらしている人数の根拠はこの記事なんです。
今回の特集記事の中で「1993年以降は、挺身隊と慰安婦を混同しないように努めてきた」とあります。
それなら、なぜ93年に「挺身隊と慰安婦を混同していた」と訂正・謝罪記事を掲載しなかったのか。
日韓両国の世論を間違った方向へ導いた原因が朝日の誤報であったことの反省文が一行もありません。
「親が女衒(ぜげん)に娘を売り渡した」。
これが朝鮮半島でも、日本国内でも行なわれていた事実であり、日本の官憲が女性を強制連行したなんてありえない。
これこそ「戦時中の慰安婦問題の本質」です。
朝日新聞1面記事【慰安婦問題の本質 直視を】
http://www.asahi.com/articles/ASG7X6753G7XUTIL053.html