肺がんなって思ったこと、してきた事を綴りたいと思います。


H26・2・13 肺癌と宣告された日。


思えば初期症状と思われる時期・・・

昨年の11月頃、呼吸が苦しくなり何をしても息切れ・呼吸困難が始まる。

医師から喘息の薬のせいで頻脈を起こしていると思われるので喘息薬の服用を止められる。

それから呼吸が苦しくなった。


薬が飲めないのでホクナリンテープを処方してもらってみたけど効果はあまりなかった。


12月やはり息切れ・呼吸困難は続く・・・・でも我慢してた。


1月2日呼吸困難で救急病院へ。

喘息の発作を起こしていて点滴を打ってもらって、念の為CTを撮りその画像を貰って6日から病院が始まるまで安静にして過ごす。


6日、掛りつけの病院へ資料を渡し呼ばれるのを待つ。

いつもお世話になっている膠原病の神経内科では無く内科で呼ばれた。

画像を見て医師は怪訝な顔をしている・・・そして「紹介状を書くから救急の呼吸器内科へ急いで行ってくれ」と言われる。

何でだろうと思いながら救急で掛った病院へ行った。

呼吸器内科で診てもらうとまた喘息の発作が出ているのと肺に影があると言われ入院を勧められる。

この日はベッドに空きがなく、空き次第入院となった。


そして数日後、病院から連絡が来てベッドが空いたので入院しましょうとの連絡。

翌日入院。取りあえず喘息の点滴をして落ち着くまで入院。 

肺の影が何なのか調べることになった。PET検査というもの・・・・。この病院ではPETをやってないので

PET専門の病院を予約して外出許可を貰い検査へ行った。結果は翌日FAXで病院へ送られ、詳細は郵便との事だった。

喘息も落ち着いたのと、肺のリンパ線が腫れている事で内視鏡検査も受けることになった。

検査予約してひとまず退院。


また入院予約をして、予定日まで過ごそうと思ったのに、前日になって呼吸困難になりまた救急で病院へ。そのまま入院になる。

翌日に控えていた内視鏡検査は延期になった。喘息が落ち着き内視鏡の検査を受ける日になったと思ったら「血液をサラサラにする薬を飲んでる為、検査したら血が止まらなくなる可能性が高いので身体から薬が抜けるまで1週間薬を辞めてと検査1時間前に言われる」 何で今さらそんなことを!!薬飲んでたの知ってるはずでしょう!と思ったけど仕方ないので退院。


1週間後また入院。やっと内視鏡検査を受ける。結果は1週間後ということで退院。


そして2月6日・・・・・・旦那は仕事が忙しくついてきてもらえず一人で病院へ。

喘息の喘鳴が聞こえるので点滴をする事になる。そして検査結果を聞く。


右肺のリンパ線の所とその奥に悪性のものが・・・・・・・・

私は癌ですか?と尋ねる。

医師は「そうです1個だけだと思ってたら2個ありました。手術では全部取りきれないので化学療法しかできません。」

私は余命を聞きましたが「他に転移していればわかるんだけど、一か所にしかないのでわからない」と。

涙が出てきました。絶望感・いつくるかわからない死。 医師はご主人とお話しした方がいいですよねと言っていました。

その後喘息の点滴をしながら涙が止まりませんでした。看護師さんは「初めて聞いたの?辛い時は気にせずないていい、どんどん泣いていいから」と言われ、人目もはばからず泣きました。


点滴も終わり、家へ帰る途中に母に電話をしました。点滴の途中で結果をメールで報告していたんだけど

心配してメールで連絡が欲しいとの事で電話をかけました。

母は「何で由美ばかりが病気になるの、小さく生まれたけど五体満足で生まれてすごく嬉しかった、それなのに病気に・・泣きながらごめんなさいと謝る母。」

私も泣きながら謝らないでほしい。頑張るから、治療頑張るから泣かないでと。

母はお願いだから生きて、孫の為にも家族の為にも生きて!!と言う。

私は解ったと言って電話を切った。

家に帰るとお義母さんが来ていた。お義母さんの顔をみたらまた涙が出てきた。

私は咄嗟に「お義母さんごめんなさいごめんさい、こんな嫁でごめんなさい」と謝っていた。

お義母さんは落胆した顔で「何で由美ちゃんばかりが・・・・」と落ち込んでいた。

そして身体を心配して泊ってご飯の用意や掃除をしてくれた。

孫の面倒もよくみてくれる、大変助かる。お義母さんありがとうございます。


病院の医師は抗がん剤と放射線治療をするから入院予約をしましょうと言って予約してきたけど

夜早めに帰って来た旦那に話すと「この病院は信用できない・言い訳ばかりして検査だって延期になったり、持病(膠原病)の科も無いし他に転院したほうがいい」と言う。

確かに持病も持ってるから病院は1本化した方がいいと思っていた。

そしてネットで膠原病科もある総合病院を探した。

家から車で20分くらいの所にある総合病院がヒットした。行った事がないので評判はわからないけど膠原病を専門でみてくれて、肺癌で掛る呼吸器内科もあるし行ってみようかと決めた。

なので、救急でお世話になった病院に主人が先生と話たい事を電話で話し、明日19日時間を取って貰った。

ここで紹介状を書いてもらい、新たな病院へ診察予約をして転院する予定。

ここまでが昨年11月~今日までの出来事。


今は気持ちも落ち着き、息子と家族の為に治療を頑張って少しでも息子の成長をみれるように頑張りたいと思う。

持病だけでも迷惑掛けてきたのに肺癌だなんて本当に申し訳ないと思う。

取りあえず今は頑張るだけ。周りに迷惑かけない様に頑張ります。