あかりの大切なものが離れていってしまう

かりんとねもちゃんの卒業の知らせはあまりに突然でこの幸せな空間やアイドルは永遠じゃないこと、それぞれの人生があることを突きつけられて、自分でも信じられないくらい毎日泣いてはあと何回一緒に過ごせるんだろうって夜な夜な考えてました。

日本武道館ライブを発表するとき、ファンの皆さんからねもちゃんの話題を振られた時、
希望に満ちた顔でいたみなさんの言葉を聞くたびに
狭間でどうしようもできない感情に押し潰されて自分も辞めたら楽になるかななんて思ったりもしました。

あかりはメンバーもファンのみなさんも楽しい!嬉しい!という気持ちでいてくれることで これで良かったんだって自分も嬉しくなっていて
目標だったZeppの公演ですら決まった時、ライブした時も
かりんやファンの方が『おめでとう』『嬉しい』って言ってる"空気"がとても心地よかった。

本当に自分の感情なのかよく分からないし、もふくさんに相談した時も自分の素直な気持ちはどうなの?と聞かれたり...俯瞰して見てるのかな。みんなも見ててあかりが何考えてるのか分からないみたいにあかりも分かってないんだ。ごめんね。

でも、自分の周りが幸せな気持ちになると 嬉しくなるっていうのだけは本当の気持ちだって自覚できるからアイドルとして舞台に立つことはとても楽しいって感じます。

日本武道館はその中でも唯一自分で立ってみたいと思った場所で
ステージから見えるサイリウムの光を想像してはここしかないって明確に思っていました。
様々な発表のある中自分が埋もれてその心まで失いかけていましたが、ブログを書いて今思い出せました。

あかりはその景色が見たい。
わがままを言ってしまえば全部赤に染まった景色を見てみたい。

そんな野望があったなぁ

日本武道館というステージに立てること
その先2人が離れて新しい道へ進んでいくこと
それは同時に起きてしまうからきっとたくさん涙が溢れてしまうけれど一緒に過ごした時間は宝物だから特大級の宝物が出来ちゃうな。

おばあちゃんになっても忘れないように2日間自分が自分である状態でこの日を迎えたい!

後悔だけはしたくない

あかりもいつかはアイドルを卒業する日が来るけれど、中村朱里を演じる中でたくさんの人の感情に触れてここでしか貰えない愛を胸に幸せを作っていきたい。

かなり本気であかりも辞めようと思っていたけど、それを引き留めたのはみんなだよ。
いつも応援してくれてるみんなに会えなくなっちゃうのも、まだ虹コンライブに直接行けてないよって方と出会う機会がなくなっちゃうのも嫌だし、本当に辞めるべきは今なのかと思ったらまだやりたいことも出てきた。

虹コンというグループを最前線で引っ張ってくれた2人に比べて自分は何もできていないし、最初からいたくせに多分あかりのこと知らない人多いと思うけれど、

ここであかりが次からは最前線で引っ張ります!とは言いません。

でも、誰よりもたくさんの人の心に寄り添えるアイドルを目指して進んでいきます!



日本武道館、そしてその先も大切なみんなが
幸せでありますように!




かりん、ねもちゃん、ずっとずっと大好きだよ。
これは、あかりの本当の気持ち。


中村朱里