気がつくと2週間もプーケットに居るので、たまには touristic なことしましょうと島巡り第一弾企画。
 
やしの木 Koh Phi Phi ピピ島やしの木
ピピ島へはプーケットからボートで約2時間ほど。
 
 
近所に英語の通じる旅行代理店なんてあるのかな、ってぐらいにローカルなところに住んでるけど、1件見つけた。そこではKoh Phi phi でのスノーケルツアーなら 1100バーツ、およそUSD$34ドルとのこと。
 
一軒目で簡単に決めちゃって良いのかな。と大家さんに電話して相談。
 
「お客様」であることを楽しむ場合もそうだけど、お金を出せば出すほど素材、品質、サービス、雰囲気、設定、が良くなって、料理でも美味しいのが当たり前。 だからこそ、安くても素晴らしい、美味しいものに出会うと、もっと感激する。
 
過去 Cabos Mexico で Mujeres Island 行きの予約を入れて料金を前払いしてから、宿泊先の奥さんとおまけにそこに1週間前から滞在している人たちにも、「半額で行けるのに」、と無知さ加減を指摘され、「一言尋ねるべき」、を肝に銘じたし、仕事もせずに移住候補地を探す段階で贅沢はしていられないのだ。
 
 
大家さんに電話:
"Do you know a good tour to go to Koh Phi Phi? I am at a tourist desk and they have a 10 hour trip with snorkeling and lunch for 1100 baht. I just wanted to make sure that's not bad." 大家さんはちょっと確認してあげる、と言って10分後、コールを返してくれた。
"M, I don't know what changed. It's gone up. Expensive now. It is about 1400 and they charge 400 more for you to swim there."と言う。
 
 
ハイシーズン料金と言うものを知る、rental property owner がそういうのだから、今季はすこぶる上がったということなのかしら。
 
で、1100の代理店に戻って、追加料金が何か発生するのか、例えば国定公園などでは200とか400とか泳ぐ人は払わなきゃいけないと私も読んだ覚えがあるので、そのあたりを再確認してもらう。送迎ドライバーにチップ必要なのかとかも。 最初に払う金額だけの問題じゃなくて、キャッシュをどのくらい持っていかなきゃいけないかとか、水中で遊んでいる間、現金をどう保管するのかなど考慮しなきゃ、との思い。。
 
再度訪れた旅行代理店では、かのお姉さんが実際に予約を取る段階にその辺りを再確認してくれて、現金は全く持ってゆかなくても大丈夫と太鼓判が出た。グラサン
 
この人、私がサンフランシスコからだと知ると、San Francisco の地名が入った歌を、じっと私の眼を見つめながら歌う、結構テンション高い人。音譜
 

ひまわり翌朝は7時15分にお迎え。
 
なんと旅行代理店のお姉さん、仕事前に私がちゃんとピックアップされるのを見届けに来てくれて、おまけにバナナを一本くれた。
バナナ
 
先に乗ってた韓国からのカップルと共に、15分ほどドライブした。
港に付いたのかな。あら、鏡を持ったセキュリティがぐるりとバンの底をチェックするなんて、物騒なのかな。

 
と思ったけど、港ではなくて素敵なリゾートホテルで、もう一組のカップルをお迎えでした。
車回しに止まったバンの中から見える客室は海が望める素晴らしい造り。
 
ハワイを含むアメリカやメキシコ、または地中海なんかだと、高級ホテルは高級物件の集まった景観の良いところに建っているけれど、ここら、プーケットでは、ごちゃごちゃと庶民の生活する長屋や屋台や、それにまつわるゴミ、あるいは放牧されている動物の餌や糞を見たり汚臭がする最中にいきなりゴージャスな建物が現れるのでびっくりする。
 
そりゃま、サンフランシスコでも、1億2億もするコンドの周りにホームレスがたむろって、道端にうんちしていたりするけれど、10億出しても買えないような家が並んでいる高級住宅地域ではそれはないし、とこれまた社会事情が違う。
 
波波波波波 
 
ん、なことを考えながら、港についてボートに乗る。
おお、ソファーだ。とくつろぎかけたところへ、乗務員が来て、私の持ってるチケットは後ろの席、とぶっきらぼうに追い出される。はーい。

 
気がつくと、ソファ席の後ろを区切るガラスにはファーストクラスへのアップグレードは片道300バーツだと表示してある。予約時でのパンフによると価格差は200バーツだけど、どういう商売?
 
あ、熱いコーヒーのサービスが有るんだ、とドーナツのようなパンを置いてあるカウンターに寄った。コーヒーの入った給湯器はカウンター内を向いているし、コップもない。
 
カウンター内のお姉さんに、"May I have a cup of coffee please." と丁寧にお願いしたら、ぶすっとふてぶてしい顔で"Tiptiptip."と口早にいうので、タイ語?なに?と見つめていると、今度は"Tiptiptip. Just tip."とカウンターの角にあるクリアーボックスを指でタップする。その箱には紙幣だけ、20バーツ札や100バーツ札もたんまり入っているけど、まだ人々がボートに乗り込んでいる状態なので、それらの紙幣はサクラであることは明白。¥¥¥
 
 
サービス前にチップを要求するなんて、この人はチップの意義を知らないのか。現金もらい急いでいるけど、私はこんな態度に一銭も払う気ないなあ、これってハラスメント行為だと思う。 チップ出さねば紙コップを出さないとでも言うのだろうか。20バーツといえば街角で愛想のいいお姉さんたちにその場でアイスコーヒーを作ってもらって支払えば感謝される金額だ。 
 
しかし、幾つかの英語と日本語のブログでタイ人と口論するのは危険だと読んだことある。
 
殴られたり、数人集まってきてボコボコにされたり、信じられないことが書いてあった。アメリカ人には特に普段使いのけなし言葉を気軽に使わないように、と注意書があった。そうそう、言葉に気をつけましょう。口笛
 
ま、乗り込んだばかりのボート上でそんなひどいことは起こらないとは思うけど、アメリカ映画中のウエイターがするようにコーヒーにツバ吐かれても困る。私もここは抗議すること無く、ではこれが安いツアーのお決まりなのかなあ、と回想していると、タイ人旅行者らしい人が来て、何事か言い紙コップを手渡してもらい自分で手を伸ばして、向こうを向いてる蛇口からコーヒーを注いでいる。
 
このお姉さん、彼にはチップの請求はしなかったけど、タイ人相手に特別愛想が良いわけでもない。なんで接客業やってねんやろ、不幸なやつ、と思っているところで、カウンターの下から紙コップを出して、コーヒーを注いで私に渡してくれたので、"Thank you"だけ言って離れる。コーヒー
 
 
うちの大家さんとか旅行代理店の人など、親切なひともいるけど、そら、色んな人居るよなあ、と前方のスクリーンで英語字幕つきで上映されたMad Max: Fury Roadに見入る。
 
どの席に座っても、強烈に寒いぐらい冷房が吹き付けているので、女性はもちろん、男性もほとんど、白人もインド人も中国人も腕組みしたままカチンカチンのポーズで座っている。
 
しかし多くの人はデッキへ出ていったようだ。
 

 
 
映画を見終わった時点で、私もあと小一時間はデッキに出ることに。
 
Koh Phi phi が近くなってきた。
 
レオナルド・デカプリオの映画ビーチの撮影場所、Maya Bay をちらっと見せたあとも、私達のボートはさらに島の脇を進む。
 
 
湾の手前で大きなボートから小さなボートに乗り換える。
この乗換時に、{trainee } 実習生ってバッジを付けた女の子二人が、客を押したり引いたりして、客の動きをコントロールしようとする。揺れているところで押されても、こっちが困るので、私は二人の手の届かないところにゆく。二人はタイ語で何やら言い合ってニヤニヤ笑っている。客の中には目線で互いにそんな彼らを見張っているけど、だれも意見を言ったりしない。
 
Trainer はどこやねんと見渡してもそんなバッジは見当たらない。
 
 
小さなボートが着いたところは Long beach のお休み処。 ここで、私達のツアコンらしき男性がわかりやすく日程を書いた表を持ち上げてざっと英語で説明する。
 
英語間違ってるけど、言いたいことはわかる。
あの~それで、スノーケリングする人は勝手に行くの??
Come back to the big boatって、あの大きいボートは海岸まで来れないから、どこに私たちは集合なの?って確認。
 
大きなボートから小さなボートには数隻に分かれて乗ったので、あとで着いた人たちも同じ質問してた。真顔
 
ま、ともあれ、
ビーチは綺麗。絶景360度で最高!
気温は32度と高いけどあせる
私の携帯でも絵葉書のような写真が撮れる。ラブラブ
 
スノーケリングする人は、レンタル器材などの準備ができたらまた小さなボートに乗り込んで、ちょっぴり沖に出てそこで45分スノーケル。
 
 
 

 
 
 
 

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