中学3年生の娘です
中学2年生の三学期から起立性調節障害の診断を受け、学校に行けなくなりました。
一時的に回復しましたが
今またおうち生活をしています。
こんにちは もこママです
前回のODクリニックの日
本当は三者懇談の日でした
急きょクリニックにキャンセルが出たので
三者懇談のことを忘れていて
日程を先生にかえていただきました
娘の担任の先生は
20代後半のさわやかでやる気のある先生
2週間に1度くらいのペースで
プリント類を届けに
家庭訪問して下さいます
でも学校に行けなくなった4月の中旬以降
先生に会えずにいました
せっかく来ていただいてるのに
と
なんとか説得を試みても「嫌」と…
でもその時から言っていました
三者懇談や高校受験の願書をお願いしたり
面接の練習させてもらったりで
ずーっと先生に会わない訳にはいかないよ
と…
その度に娘は
「わかってるから
」
そして三者懇談の時が近づいてきました
前回の家庭訪問の時には
「三者懇談、
Aさん(娘)が学校に来るのが難しそうなら
この家庭訪問の時でも大丈夫なので
」
そう言って下さってた先生
電話して
予約が3ヶ月待ちのODクリニックに
急きょ予約が取れたので
懇談の日程変更をお願いしたいと話すと
「わかりました❗よかったですね
じゃあその翌日ならノー部活デーで
他の生徒とも会わないですし
18時以降なら僕も大丈夫なので
教室でお待ちしてますね🎵」
私「はい…ありがとうございます…」
家庭訪問じゃないのね


家庭訪問にして…とは言えませんでした
先生、自分が言ったこと忘れちゃったのね
そして娘にはなぜか私
「三者懇談が家庭訪問で済みそう」とは
言ってませんでした
もしかしたら本能的に
そうなるんじゃないかと予知してた??
そして娘に
「三者懇談、日程ずらしてもらったから
18時に学校ね」
「わかった~
あ~~ 嫌やな~
」
まぁそれはみんなそうだよね
本当に行けるかなー…と17時半まで
ざわざわしてました
起立性になって
何度も何度も行く行く詐欺に引っかかり
何度も何度もがっかりさせられました
それは私が勝手に期待してたから
「行く!」って思って言った気持ちも本当
でも
「行けない…」ってなる気持ちも本当
そうなるかもしれないなって
予測して待ったり
がっかりしなくなったのは
ようやく娘の病気や体調が理解できるように
なってきたから
それでも
娘は着替え始め
前髪を整えました
久しぶりにセーラー服姿を見られるかなと
期待しましたが
着替えたのは…体操服
適応指導教室もいつも体操服で行くしね
娘は動きやすい体操服が大好き
もともとは活発な子です
1年生の時には身長152㎝でハーフパンツ
だったのが
今は168㎝でショートパンツになりそう
そしてついに娘は
教室に入ることができました❗
先生が満面の笑顔で迎えてくれました
「ちょっと会わないうちに背が伸びたなぁ❗」
そして
昨日のODクリニックのことも
気にかけてネットで調べて下さってたみたい
もらったデータを見せながら話しました
私たち夫婦も娘も
体調に負担の少ない通信制高校を選択しようと
しているので
先生もいくつも
通信制高校の資料を用意して下さってました
先生
「やっぱり体調のことがあるから…
高校は近ければ近いほどいいと考えてる?
それか、通わなくてネットで済むような…」
娘
「もう少し体調が良くなれば、
(始業が)少し遅い時間で週3日とか…
電車で通える距離の所を考えています」
娘が先生にちゃんと気持ちを伝えてる…
となんだかそれだけでホッとしました
褒めたり喜んだりするハードルが下がりすぎな母です
ぐるーっと教室を見渡すと
娘は行けなかった
大きな修学旅行の写真が貼ってありました
なにか
作文ようなものもいっぱい貼ってあり
とても懐かしいような
でも知らないところのような
娘はどう感じたんだろう…
それでも娘は
学校に来て先生に会えた
もう誰にも会いたくない
なんでかわからない
死んでしまいたい
とベッドから出てこなくなったのが4月
少しずつ少しずつ
前に向きはじめたのかな
学校に登校できたわけじゃないけど
先生に会えたのは大きな一歩
そう感じています