子供に教えられた強い気持ち | パニック障害を克服した男の健康思考日記

子供に教えられた強い気持ち

よか太郎です。


最近、「はっ!」とさせられた出来事がありました。


それは、先日、買い物に出かけた時に通った、
おもちゃ売り場でのワンシーンでした。


「買って~、おもちゃ買って~~!!」


この言葉を永遠に叫んでいる子供がいました。

子供の周りには家族らしき数人の人影。

お父さん、お母さん、おじいちゃん、そしておばあちゃん。

誰が説得しても聞く耳を持ちません。



一心不乱におもちゃを買ってもらうべく、
大きな声で「買って!」を繰り返していました。



ただ、こう書くと、聞き分けの無いわがままな子供の話に聞こえます。

しかし、見方を変えれば・・・

「誰に対しても自分の意見を堂々と主張している」とも取れます。



人は大人になるにつれて自分以外の人達と上手にコミュニケーションをとろうとします。


これはこれで素晴らしいことなのですが、
場合によっては自分の意見や主張を引っ込めてしまうこともあるのです。
自分の意思とは裏腹に・・・。


自分の気持ちを一番に考えるのなら、
誰に対しても素直に意見を言うべきです。


でも、そうすることで他人との間に気まずい空気が流れる場合もある・・・・・。


ここで、葛藤が起きるわけです。


パニック障害に苦しんでいる人は、
どちらかというと消極的な性格の人が多いように感じます。


自分の意見を抑えて周りの意見に従ってしまう。


納得はしていないけど、それで丸く事が治まるのなら、
自分が我慢すれば済むことだからと我慢する。


でも、これを続けていたらいつまで経っても
精神的には自立出来ないのではないでしょうか。


納得出来ない時には、「賛成できません!」と言う勇気。


「もっと話し合いましょう!」と提案する強い心が必要なのです。


それで嫌われても良いではありませんか。
むしろ、それくらいで離れて行く人ならば
こちらから縁を切るくらいの気構えも必要です。


精神面を鍛えることは薬を飲むよりも、
ずっとずっとパニック障害に効果的だと考えます。