さて、ひとつ屋根の下が終わりましたということであとがきです。


 掲示板で書き始めた頃から半年と終了までとても長くなってしまったのですが、皆様のコメントを見て書いてきて良かったなと心から思いました。コメントなどでいつも応援してくださり本当にありがとうございます。


 書き始めた頃はちょっとしたネタのつもりだったんですけど、何か起きた方が面白いんじゃないかということで作詞と卒業という企画を話に盛り込みました。本当に歌詞を書くのか読者の方から質問もありましたが結局書くことはなかったですね。まあ現実にりえこちゃんが作詞を始めてるということで、そちらに期待しましょう(笑)


 最初に考えていたのはたかみな不在辺りまででした。あとはじゃんけん大会のみゃお。(一応考えていたエピソードとしてたかみながじゃんけん大会を勝ち進む、というのもありましたが総選挙とともにボツにしました。)それより後は何も考えず、とにかくひとつの山場としてそこまで書いてからでいいやと。あともともと倒れれるのはたかみなでなく優子さんで進めていたんですけど、色んなメンバーが出てくるうちに48グループの代表であるたかみなにシフトしました。たかみなも優子さんもそちらの方が弱味が見えて結果として良かったと思います。で、たかみな不在終わってからもう一度読み直して、それでも特に何も思い付かず後半は基本的に出したいメンバー出すためだけに書いてます。テレビやラジオで「あ、このメンバー良いな」って思ったメンバーです。ゆかるんは有吉AKBを見て、亜美菜はANN聞いて、わさみんはソロデビュー、かなちゃまはリクエストアワーでのランクイン、咲子さんやはるきゃんはぐぐたすでの活躍、って感じですね。お陰で推しが随分と増えました。さしこのありがたい言葉わ「推しは変えるものではなく増やすもの」を実感してます(笑)


 後半の優子さんを思い付いたのは前半で出番の無かったゆきりん、ツインタワー、そして推しの梅ちゃんを登場させるために思いつきました。こう聞くと「そんなことで・・・?」と思う方もいるかもしれませんが深い理由はありません。薄ら考えていたのは前半がヤング組の成長が主だったので、後半はアダルト組の成長を描きたかったってことぐらい。まぁ例外としてにゃんさんはあまり成長を描いていません。ゼロでは無いですけどにゃんさんだけは自分の中で例外的な立ち位置です。共同生活の傍観者。やっぱり一番の年上さんですし、にゃんさんは見てるのが一番です。もちろん書きたくなかった訳ではないですよ。AKB48というグループの中で麻里子様とにゃんさんはそういう人達なんだと個人的には思っています。学校の先生みたいな。保母さんのような。何であれ、優子さんエピも丸く収まってくれてよかったです。


 結末は2つの案がありました。残留エンドと卒業エンド。どっちを描くかは最後まで悩みましたけど、やっぱり最高のハッピーエンドで締めるべきストーリーだと思ったので、残留エンドの方を描きました。そこで発表されたあっちゃんの卒業。あー、現実ではそうなってしまうんだ。やっぱりそういう飛びきりのサプライズは最後まで真似できなかったですね。実際あっちゃんもいる方向で描いていたのでこれにはビックリでした・・・。もう一つのエンド、卒業エンドもいつか文字に興せたら良いな。いや、胸に仕舞っておこうかな。最後で描きたかったのはキャプテンの振りをするりえこと乃木坂ちゃんと次の共同生活。次の共同生活のメンバーも7人全員決めてます。エピローグの中に全員います。そしてさすがにそっちは書きません。長くなるので(笑)


 エピローグにおいて、Rayさんから「優子ちゃんが大泣きする場面がなかった」と言われて、思い返せばそうですね。あれで優子さんもたかみなに似て泣き虫ですもんね。孤独を感じさせてばかりじゃなく、大泣きさせてあげればよかった。一生の不覚。でも、描いてないところで大泣きしたのかもしれません。 


 他にも色々と考えたことはあります。あると思います。暇があるなら1話1話にあとがきつけたいくらいです。そして書いていく度に増えていく推しメン。知れば知るほど好きになるAKB48は素晴らしいです。まだ描いていないメンバーが多いので、その内書けたらいいなーなんて。クリスとさしこの中指コンビ、渡り廊下勢ぞろい、野呂さんと太田メン、再び地方組、他色々。共同生活は終わってもひとつ屋根の下の世界は続いていきますからね。そういう風で言えば残留エンド、卒業エンドとかではなく「俺達の冒険はまだまだ続く!エンド」だと思います。番外編も書きたい!


 今日から4月ということで、これから新社会人になる私です。しばらくは勤務が忙しくて小説を書く暇がなかなか無いと思いますが、絶対に途中では止めないとここで宣言しておきます。ホルモンだって終盤まで構想できてるんですからね。そして読者の皆様には改めて感謝します。長い長い物語を最後まで読んでくださって、そして応援してくださってありがとうございました。まさかの出来事でもない限りは消さずに残しておきますので、好きな時に好きなだけ読んで貰えたらと思います。そしてたまにコメントやメッセージを貰えたら幸いです。


 まぁそんなわけで一旦閉幕。またその内、彼女達の暮らしが再開したらお付き合い下さいませ。ありがとうございました。