登り開始から登頂までが前回


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後編は山頂から下山までの話です



写真だと登ってるように見えるけど、下山最中の写真

子供らがピッタリくっついて行く赤リュックの背中

みつお(父親)ではないんです



この山で偶然出会った御年80才の見知らぬおじいさん



なぜ出会ったかと言うと、恥ずかしがる長男(小学3年)に父の威厳を示そうと山頂から「ヤッホー!」と大声でやったら、山びこではなくおじいさんの声で「どうしましたかあ?」と返ってきた


誰もいないと思ってたのに……照



「こっち来てごらんなさい。珍しい植物が見れますよ~」と教えてくれたのは、さっそく名前を忘れたけどこの地面からニョキッと出てるヤングコーンみたいやつ





その後もこちらが余程の素人に見えたからか

幼子の登山が珍しかったのか、山のことを色々教えてくれて、下山の道程も付きっきりで最後まで案内してくれた



色々教えてくれてるとこ



10年くらい前から毎週この山に来ているらしく、ここは庭みたいなものと仰った




現役時代は学校心理士をやられてたとのことでとても物腰の柔らかい話し方をしてくれる

おじいさんだけど品があって、若干高過ぎる声のトーンからは中性的にも感じる

みつおが話すことに「あらそうなの~♪」と少し高いヴォイス


頑固ジーさんとは真逆な感じで、だからか子供らはすぐに心を許した



見知らぬご老人に警戒ぎみの大人(みつおと妻)とは対照的なピュアハートな子供たち



おじいさんは80歳とはとても思えない健脚でどんどんどんどん降っていく 

それに意気揚々ピッタリついて行く子供たち


遅れる親たち…



この崖もおじいさんはササッと降りられた

おじいさんの手ほどきで子供らもスルスル降りる

なのにアラフォーは恐る恐る




登りの、登頂まであとちょっとの際には

疲れた~、こんな時間かかるって聞いてない~、あるけない~

と不満が出始めてた子供らだったのに、おじいさんとの下山からは一転、楽しそうにすごいペースでかけ降りてた


子供らの心鷲掴み

只者でないおじいさん


もしやみつおの「ヤッホー」で召還された山の妖精では?と思えてくる





おじいさんに教えられた変な穴に躊躇なく入っていく子供ら



その穴の先のまた別の穴からニョキ 楽しそう



おかげさまで子供らは下山がすごく楽しかったと言ってた


おじいさんいなかったら不満タラタラで間違いなく大変であたったに違いない


やはり森ノ神が遣わせた妖精ではないか


下山後、麓の神社で山の神に感謝