ゴールドマンザックスの業績発表考??
ゴールドマンザックスの業績が予定より1日早く発表されました。結果としては非常に良い決算でしたが、同時に50億ドルの公募増資も発表されました。1日早く発表したのは先週末から流れていた公募予測もあり、週末に主要顧客に対してのサウンドで、ほぼはめ込みできるということが固まったので、1日も早くやりたかったのでしょう。それに加えて市場ではこのゴールドマンの決算に関して、いろいろなことが言われています。その主たるものはホントにこんなに良かったのか? もちろん出された数字には間違いはないと思いますが、ここではOrphan Month(孤児の月)の数字がどうなったのかということです。
ゴールドマンは昨年銀行持ち株会社に移行する際に、その決算月を11月から12月末に変更しました。今回四半期ベースの数字が発表されたのですが、当然これは1月~3月の数字であり、昨年12月は計上されてはいません。ということはこの12月にロスをまとめて放り込んだのではないかという疑問、さらにAIGからCDSの契約に従って130億ドルものキャッシュが渡っていますが、これをどのように計上したのかということ。これらの疑問が払拭されるような会社からのディスクローズはありませんが、市場は今回の決算が経常的に続いていくのかどうかを見たいのであり、たまたま今期のみであったかどうかを知りたがっているわけです。その前にプレリリースされたウエルスファーゴの業績予想についても数字だけがまだ独り歩きの状況であり、実際は22日の発表を待つしかありません。
しかし、ここ数日の米国市場は景気減速の鈍化を示すような数字が出てきています。特に住宅関連市場に明るい数字が出てきており、これが金融機関にとってポジティブになりうるかどうかが市場の注目しているところです。
いずれにしても、16日はJPモルガンチェース、明日はシティーグループの業績発表が予定されており、数字はもちろん彼ら(モルガンスタンレーも含めて)がゴールドマンに追随して公募増資の計画を発表するかどうかに市場の関心が移ってきています。
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