外国人の売買動向~彼らは日本株を買い始めたのか。 | 二段波動研究会(http://2wt.jp)

外国人の売買動向~彼らは日本株を買い始めたのか。

おはようございます。


26日もNY市場は続伸しており、CMEの日経先物の終値も8820円(ドル建て)、8735円(円建て)と日本市場の夕場の引けより高くなっています。今日もまた踏み上げ相場になるのでしょうか。ファンダメンタルズで見た時は相当に下駄を履かしても、このレベルは売りなんでしょうが、理由が予想できない上昇ほどに踏み上げが入るようですね。一部では機関投資家の先物のヘッジ外しが間に合っておらず、30日までは買い戻しが入るという見方もでてきていますが、はたしてどうなるのでしょうかね。


昨日東証から投資部門別の売買動向(3月16日~19日)が発表されました。これによると外国人投資家は少しですが買い越しているようです。大幅な買い越しは自己部門で、これは裁定取引に絡む現物株の買いとみてよいてしょう。このところの裁定買い残の増加がそれを裏づけています。


それに反して売りは個人投資家が大幅な売り越しになってきています。これは利食いの売りが先行しているとみてよいのでしょうが、驚いたのは公的資金の買いを入れる信託銀行が売り越しているということはどういうことなんでしょうかね。数字としては123億円の売り越しでそう多くはないのですが、ここまでの上昇の原因とされた公的資金の買いは実際に入っていなかったのでしょうか??


これはたぶん投資顧問の決算が20日というところが多く、これらの期末にむかっての売りが公的の買いを上回ったということではないでしょうかね。


ところで、外国人投資家が少しですが現物株で買いに回っていること(6000万円)は意外でした。また先物はTOPIX型が890億円の大幅な買い越し(これはCTAやヘッジファンドが買い戻しを行ったと思います)、日経先物は129億円の売り越しになっています。一方で財務省の発表する対内株式投資(3月15日~3月21日)については6241億円の出超になっています。


これは、通関ベースでは売り越しているけれど、東証ベースではほとんど差はないということです。この意味するところは、海外投資家でも買っている属性と売っている属性が替ってきたということなのでしょう。おそらく国内で債券等で運用していた海外投資家(オイルダラー?)などが、債券を売って株式を買っていると見てよいのではないかと思います。この動きが続いていくのかどうかは、これからの動きを見てみないとわかりませんが、一部海外投資家は安値の日本株を拾っているということになるのでしょうか。



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