中国の盛り返し??
中国の旧正月以降の動きはやや目を見張るものがあるようです。旧正月の帰省から労働者は戻ってこないのかとが、地方では不満分子の暴動が起こってくる可能性があるとか懸念材料も多くあった中国市場ですが、このところの上海株式市場を見ていると少なからず動き出しているのを感じます。
先月1月30日のオバマ大統領と胡錦濤国家主席との電話会談で、何らかの政治的な決定または方向性が合意されたという思いは強くあります。やはりオバマ政権は今後の世界経済の舵取りを中国を強力なパートナーとして歩んでいくことを決めたと思います。
このところのバルチックドライ指数も(BDI)も上昇を始めており、大型タンカー指数でもあるケープサイズ指数(BCI)もようやく明確な上昇基調に乗ってきたように感じていますが、この動きも旧正月前に停滞していた中国関連の物流がまた徐々に活発化し始めたと言えるのではないでしょうか。
さて昨日のブログでも閉塞感のある株式市場という内容で書きましたが、さらにその感が強まってきています。昨日の欧米市場においては大きなイベントが見られました。BOEが政策金利を0.5%引き下げて1.0%にし、さらに引き下げの用意があるというもの。
またECBの理事会では金利引き下げはなかったものの、3月には引き下げの用意があるとも取れるこめんとをトルシェ総裁が発言したということで、外国為替市場は大きく動きました。 特に円にたいしては大きく買い戻された格好でドルは92円台まで上昇、ユーロも大きく上昇しました。
これはユーロ金利が据え置かれたことでユーロ円市場でユーロの買いが入り、さらにドルも買戻しが入ったようです。さらに金利引き下げのポンドも円で大きく買い戻されました。要は前もってイベントに対するヘッジとしてポジションを取っていた売買をイベント後にカバーするという動きが目立ちおそらくこれが終了すると又同じヘッジポジションを取っていくという動きが続くと思います。
これは昨日書いた株式市場においても同じです。本日も米国市場ではBOAやシティG、ウエルスファーゴなどの金融株がそれぞれ7.5億株、2.2億株、2,1億株とNYSE取引の大部分を占めており(NYSE出来高は16.3億株)それ以外の売買高と比較して大きく水をあけています。BOAは政府が国有化するのではとの思惑、さらに来週にも新たな金融政策発表を受けて売られている中昨日はショートカバーが入った格好で指数を押し上げる展開となりました。このような中で指数もレンジ内を動くような閉塞的な展開になっており、この証左のひとつとして、VIX(恐怖指数)も株価指数上昇に伴い下落しましたが、引けにかけては徐々に上昇してきており、ふたたび株式市場でショートポジションを積み上げる動きがこのVIXの動きにも現れてきています。
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