デミハンバーグスペシャル弁当

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――で、イデオロギーとは、イデオロギーという一つのものが、幾つかの対立物に分裂し、そして又その対立が一つのものにまで解消することを理想とする、そういう弁証法的な概念である。ここにイデオロギー概念の一切の諸特性が潜んでいる。

 唯物史観によれば社会の下部構造――生産諸関係――は経済的搾取関係によって特色づけられる。要するに余剰価値乃至利潤の追求がこの下部構造を規定する。だからこの経済的[#「経済的」に傍点]関係と直接に結合している社会的[#「社会的」に傍点](その限り又政治的)関係としては、社会階級の対立[#「社会階級の対立」に傍点]が結果する。その意味に於て社会の下部構造は初めから階級対立によって特色づけられていたわけである。そこで、こうした下部構造の上に――直接に又間接に――立つ筈であった社会上部構造(イデオロギー・イデオロギー形態)は、階級性[#「階級性」に傍点]によって性格づけられざるを得ない。イデオロギーは今や実は階級イデオロギー――階級的世界観[#「階級的世界観」に傍点]・階級意識[#「階級意識」に傍点]である。イデオロギー諸形態の対立は、階級性による対立だったのである*。
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* 実際殆んど凡ての場合イデオロギーとは政治的な概念である。それは革命の意識[#「革命の意識」に傍点]と関係づけられて理解される場合が多い。