今日、女の先輩のところに一本の電話がかかってきました。

少し前に増築した小学校の教頭先生から、
『夏休みにワックスがけをしたいんだけど、前の校舎で使っていたワックスが新しい校舎でも使えるか教えて欲しい。』
って。

床にも色々な材料があるから、すぐにはわかりません。

施工者に聞けばすぐにわかるし、直接やりとりしてもらえば正確に、すばやく回答を伝えられる。

でも先輩は施工者に電話し、メーカーに電話して、全て自分で確認していた。

はじめの教頭先生からの電話では、学校で使っているワックスの事は詳しく聞いていなかったので、
(先生にまた確認の電話を入れるのかな?)
と思いつつ見ていたけど、先輩の行動は違っていた。

先生へ電話をし、
「古い校舎と新しい校舎の床材は同じ素材です。」
と伝え、
「でも今使っているワックスが床材に適したワックスかどうかはわかりません。」
と言っていた。

そのままだと先生が混乱するので、
「メーカーからもらった、使ってもいいワックスの一覧表を送るので、その表を清掃業者に渡して、今あるワックスを使っても大丈夫か聞いてみてください。」
って。

先生に伝えた回答は、

「よくわからないから自分で聞いてください。」

だったけど、その先のやりとりによって、先生たちが安心してワックスがけをできるようになったのだなと思いました。

僕は、わからない事をわからないままにしておくのがすごく嫌なんです。

なので、同様の電話がかかってきたとすると、学校のワックスとメーカーのワックスの成分を比較していたと思います。
でも結局それは付け焼刃なんです。多分自信を持った回答はできなかったと思います。

もしくは、メーカーに回答を投げてしまって、
(ちゃんと解決したかなぁ…)
と、不安になっていたと思います。
現に今そういう事があります。

わからない事を無理して理解しようとするのではなく、お客さんはもちろん、自分も含めてその問題に関わる人全てが安心できるような対応に感動しました。

そこまで考えての行動だったかはわかりませんが、そういう対応が自然にできるから、お客さんから信頼されているんですね。