身内の死は誰もが経験する事だとおもいます。
おじいちゃんやおばあちゃんが最初と言う家族も多いと思います。
かつての私がそうでした。
年に一度か二度会う祖父でした。
数回しか会ったことのない遠くは慣れた祖父や祖母。
私の娘たちは実の父親を亡くしました。
身近に死と言うものを感じた事も知る事もなく、ただ年齢的に高校生と中学生でしたので理解するには十分な年齢でした。
告知されて本格的に体調を崩すまでに約1年。
高校生だったふゆは体調を崩してからの主人を見ずに死に際にもお葬式にも会うことなくお別れをしました。
ですから実感すら未だにないのだと思います。
出張の多い人でしたから、年間の1/4〜1/5くらいですかね?家にいたのは。
小さい頃から、いや子供たちが生まれる前からそんな生活でしたから。
そしてふゆはお母さんっ子でしたし。
その反応か
なつはお父さんっ子で、外食時でもお父さんの隣で、お出かけも旅行も2人で行ったりして(笑)
そんな大好きなお父さんの闘病生活を見るのは辛かったと思います。
受け入れられなかったのか?病院へはほとんど来なかったです。
亡くなってからもふゆはお友達にお父さんが亡くなったと仲良しには話したとの事。
なつは未だに誰にも話していない。
ですから忌引きも殆ど使わず早々に学校へ行きました。
同じ小学校だった子にバッタリ会い父の死をその子が知っていて誰に聞いたのか?と聞き言ってる子への怒り💢で泣きながら許せないと言っていた時には正直大丈夫かな?と私のほうが不安になりました。
未だに受け入れていないように思います。
主人の死を大変だったね、
大丈夫?と寄り添ってほしいタイプ。
そっと、しておいてほしいタイプ。
される側もする側もその人次第で何が正解か?はない。
個々の感じ方が全てです。
1年たった今でもそうです。
あの子達が父の死をどう思いどう感じ、いますどう言う気持ちなのか?
親の私にさえ分かりません。
表向きは平気でも内側はわかりません。
ただ、ただ見守れる範囲で見守る事しか私には出来ない。
多感な時期だけに根掘り葉掘りも嫌がりますしね。
この葛藤は親子でいつまで続くのかな?