GWはずっと病院だと諦めていました。
そんな中、病院からの呼び出しです。
3回投与されたオプチーボでしたが、劇的な効果は得られなかったとの報告。
ただし腹水の溜まり方が以前より間隔が空いているのはオプチーボの、効果の1つかも知れません。
この先オプチーボを希望しますか?
事前にご主人からは劇的な効果がないのであれば安い薬でもないのでその分、子供達に残してやりたいと伺っております。
しない場合は残念ですが治療薬がありません、これから先は治療ではなく緩和ケアとなります。
主人が希望していないのであれば希望に沿ってください。としか言えませんでした。
緩和ケアですが、
頑張れる間は自宅で、最後は病院でと聞いてます。
その場合の病院は緩和ケア病棟がある●●病院にしますか?もちろん、ここには緩和ケア病棟はありませんが、出来る限り意向に沿った形をとることは可能です。
私はどこかで最後は緩和ケアのある病院でゆっくりと思っていましたが、主人はここまできたら最後は先生にお任せしたいと思いますと言いました。
では最善を尽くしますからね。
延命治療の希望は?
しません、ただ痛みはとってもらいたい。
わかりました。
そんなやり取りを隣で聞いていました。
奥さんご主人の、希望ですが同意できますか?
涙を流しながらハイよろしくお願いしますとしか言えなかった。
最後に主人からの質問は
以前に余命は夏頃、お彼岸を迎えるのは厳しいとの事でしたが、とても夏は迎えれるとは思えません。
どうですか?
ここまできたら嘘は求めていないでしょう、
あくまでも、予測です。
「紫陽花の季節ですね」
一刻も早く自宅へ帰りましょうとGW中でしたが退院しました。