身体は順調そうに見えました。
現に血液検査の結果では抗がん剤は効いていると数値には現れていました。

が、ハッキリしない医者👨‍⚕️と手際と要領の悪い看護師にイラッとしている主人。
看護師さん忙しいのは分かりますが何度聞いてもほったらかし、薬の渡し間違いはあかんやろう💢
そんなこんなで10月には治療を止めると言い出しました。
毎月治療代に15万円以上支払って寿命をどれだけ伸ばせる?
1年伸ばす意味があるのか?と。
この頃の主人はそんな事も言ってました。

確かに、言わんとしている事も分かる!
でもさぁ、これが動けない働けない、楽しい事何にもない延命なら「やめよう!」と言えるけど、
お父さん(主人)の言う延命とは違うやん、今は動けて旅行へも行けて仕事も出来て食べて飲む事だって出来てる、確かに治療の大変さや体の辛さは私には分からない、だから治療や体が辛くて止めたいと言うならお父さんのしたいようにして良いよ!と言いました。

結局、病院へは病院治療を止めると一度は言いましたが、その後病院から対応の悪さについて謝罪があり治療再開となりました。

のちに病院は移転し看護師さんはガラリと変わり嫌な看護師さんはどこへ行った?と思うほど気の利く看護師さんばかりになりました。
担当医は同じでしたが、看護師さんのフォローもあり主人とはスムーズに治療が出来ました。

ある看護師さんが主人の事を
「頭の回転が速く、先の先を見てはるよね。先回りして次に起こることを予測して動く。
患者さんが不快にならない為には私達もそうしないとあかんなぁと学べました」と言っておられました。
きっと、お忙しい看護師さん達には大変な患者だったと思いますが、不快になる前に、看護師さんの処置が楽なうちに声掛けをしていたようです。