西尾勝彦詩集より。ひとりたのしむ朝の光を 独り楽しむ猫の寝言を 独り楽しむ庭の仕事を 独り楽しむ団栗並べて 独り楽しむ野草の花を 独り楽しむ苔にさわって 独り楽しむ手紙を書いて 独り楽しむ山の小径を 独り楽しむ鹿の眠りを 独り楽しむ木陰の風を 独り楽しむ真昼の月を 独り楽しむ雲と歩いて 独り楽しむ森の孤独を 独り楽しむ丘に座って 独り楽しむ夢を忘れて 独り楽しむ今日いちにちを 独り楽しむありがとつきこ。