一色一生
色はただの色ではなく
木の精なのです。
色の背後に、一筋の道が通っていて
そこから何かが匂い立ってくるのです。
染色作家 志村ふくみ
詩人ノヴァーリスの語り。
『すべてのみえるものは、
みえないものにさわっている
きこえるものは、
きこえないものにさわっている
感じられるものは、
感じられないものにさわっている
おそらく、考えられるものは、
考えられないものにさわっているのだろう』

本当のものは、
みえるものの奥にあって、
物や形にとどめておくことの
出来ない領域のもの。
海や空の青さを染め出すには・・・
藍こそ
神秘の世界の色である。
かめのぞき
水浅黄
浅黄
縹
花紺
紺
濃紺
甕をくぐらす
度数で色の深さが増す
あぁ、今夜は
藍の華になりたい

ありがと
つきこ。
