前の会社の先輩から電話があった。久々でビックリした。


ボクと向かい合わせに座り、お互いの立場・仕事の内容でいっつもケンカしていた先輩。当時、彼の考えには疑問を感じる毎日を送っていたが、ぶつかりながら必死でくらいついていった。そのお陰でこの業界の仕事を覚えた。プログラミング技術もついた。特許も取れた。その先輩に出会い、僕は今に至る。


そんな先輩からの電話。内容は会社を辞めて違う会社に移りたいらしい。そのことで色々と相談された。そんな先輩との会話には不安が隠せない。でも次の会社に求めるビジョンもしっかり持っているし、今の会社のベクトルと彼のベクトルの違いもしっかり気付いている。”自分の考えに間違いではない”と確かめたかったに違いない。ただ単に誰かに話したかったに違いない。会社を変えることの不安を発散したかったに違いない。一年前のボクを見ているようでした。


そんなセンパイに一言。
「センパイ、あなたなら大丈夫。それはボクのセンパイだからです。こうやってボクがメーカーエンジニアに転職でき、役職にも就けたのもあなたのお陰と言っても過言ではありません。そんなボクのセンパイだから絶対大丈夫!希望とおりの会社に入れることでしょう。己の信念を貫いてください。最高のご一報おまちしております。」