無料食材天国 ウェリントン | a part of my life  世界一周旅日記

無料食材天国 ウェリントン

夜行バスでオークランドから首都ウェリントンへ到着。

バスを降りた瞬間、凍える。
さすが、南下してきただけあって、寒い。
ジャケットとレッグウォーマーを装着し、宿へ。
古いホテルを改装して安宿にしているこの宿。
安宿っぽくなくってステキ。

着いた途端に、突然白人のおばちゃん集団に、
「フルーツあげる!私たちはもう発つから、もらってくれるとうれしいの!」
と、ぶどう、バナナ、りんごをもらう。
なんだか嬉しくなって、心がポカポカする。
早速もらったバナナを食べながらウェリントン観光へ。

ウェリントン。
余計なものがない、きれいな街。これが私の印象かな。
マウントビクトリアからの景色、天気もよくってすっごいキレイ。
山は緑、空と海は青。
自然の色にハッとさせられる。
ニュージーランドは本当大地が変化に富んでいて、見ていて楽しい。
山が多いから、坂も多いけど。
オークランドは火山で出来た街らしいけど、ここもそうなのかな。

あまりにも景色がキレイで、海辺のレストランで魚をつまみにNZビール。
最近あんまり飲んでなかったからか、2杯で酔っ払い気味です。

夕暮れ時にウェリントン名物ケーブルカーに乗って丘の上へ。
夜景に変わっていく街と、上っていく月を眺める。
こんなクリアーな月、久々に見た気がする。

今晩の夕食は自炊しようと、宿のキッチンで料理を始めたら
「ズッキーニとサラミいる人ー?」
って叫びながら男の人がキッチンに入ってきた。
こういうのに反応は早い。
「ハイッ!」
と言って食材ゲット。ズッキーニは早速今晩のパスタに投入。
朝もらったぶどうをデザートにして、結構豪華な夕食になったわ。

ズッキーニとサラミをくれた人がリビングにいたのでお礼を言いに行く。
「電車でウェリントンを発ってオークランドに行くから、
食材捨てようかと思ったんだけど、貰ってくれて嬉しいよ」
と言ってくれる。
彼はパースから来たオージーで、
「これから南下するの?寒いよー」
と脅された(笑)

そんなこんなで人から食材もらいまくりで、食費が浮いたウェリントン。

次はフェリーで南島へ渡り、クライストチャーチへ。