ガンマ125のCDIは色々種類がありますね~
左と真ん中は前期型レース用、上が最終型レース用、右が純正です。

当時レース用でも前期後期で各2、3種類づつくらい出ておりましたが、まあどれを使っても性能、特性は同じようなもんです。あんまり体感は変わりません。
ノーマルからの変更では体感出来ますけどね。
あと後期はパワーの繋がりがいい感じなので後期ベースで車体を作ったらちょっと速いです。

このCDI達は特性としてはチャンバーを付けた車両に低中速トルクの低下を補う為やパワーバンドのパンチを出すために点火時期を早めてあるのでパワー感はアップします。
反面結構点火時期を攻めたものになってるので上は純正より1000回転くらい回らなくなりますね。
まあでもそこは社外チャンバー前提ですからフルノーマルマシンよりは回ります。
スガヤチャンバーなら13500回転は回るかな。

もう今入手出来るかわかりませんが、このCDIを使うのに注意することは

レース用で点火時期が早い(アブガスにも対応。ハイオクでもセット次第で回せますけどね、腕が必要です。)

2000回転付近の排気バルブクリーニング動作が無くなる
故に定期メンテナンス頻度がかなりスパンが短くなります。


入手出来ても街乗りで使ってメリットがあるものではありません。
極限まで速いマシンを作りたくて他のガンマ125やウルフ125よりちょっとでも速いバイクを作って峠で走りまわりたいなら別ですが。
今はそんな時代じゃないでしょう。コンプライアンス的に……笑

どうしても今のCDIが壊れちゃってこれしかないとかだったら無理にレース用を使わずに、社外で出ているメガスピードさんCDIを使った方が後々エンジン壊すリスクもないし良いとは思います。
抜けの良い社外チャンバー前提なので、ふん詰まった純正チャンバー仕様にこれを使ったらデトネーションでエンジン壊れるでしょうね。
あとサーキット仕様の人でも出来ればレース用CDIを使うならSPハーネスと専用キルスイッチは使った方がいいと思います。
これももう入手するのは至難の業かもしれませんが。

それらの部品を入手できてかつ正確なセットアップができる方なら、このキットパーツCDIは武器になるでしょう。

あ、よく社外CDIと言われてますが社外はメガスピードさんが出したものくらいで、このレース用CDIはメーカーが出したキットパーツですからね笑