こんにちは。だいぶ涼しくなり過ごしやすい陽気になりましたね~!
今回は125ガンマの排気デバイスのお話なのですが、よく自爆装置だーのなんだの言われて有名なスズキの排気デバイス。

乗りっぱなしでは排気バルブがいずれ固着して、排気バルブを動かすアクチュエータやCDIを破壊してしまう恐れがあります。



まあでもスズキの排気デバイスが特別壊れやすいって訳ではなく、ホンダもヤマハもカワサキも乗りっぱなしではいずれ壊れてアクチュエータやCDIを壊します。

スズキが有名なのは壊れてしまうとエンジンも壊してしまう恐れがあるからですね~

街乗りでも最低年1回は掃除してあげたいところです。
昔はレース運用では走行毎とか3走行に一回は皆さんやってましたね~
固着しなくてもどうしてもタールまみれになってバルブの動きが悪くなります。



タール(通称オタフクソース)はこのように排気バルブのフタを逆さまに付けてホースを下向きにしてキャッチタンクを作って受け止めます。
排気ガスとタールは高温なので金属製容器がいいかな?
これをやっておくとメンテまでのスパンが伸びるというか良い状態で動かしておける時間が長くなります。



キャッチタンクにただホースを刺しておけばいいわけではくて、このように大気開放の穴をもう一つ開けておきます。
たまごはあってもなくてもいいかな?
大気開放の穴を開けておかないと、キャッチタンクが高温の排ガスで溶けたりします。純正でも大気開放されていますからね~
街乗りでは大丈夫だと思いますがサーキット使用だと排圧が悪さをするのかエンジンがデトネを起こしたり焼き付いたりとかありました。
キャッチタンクを大気開放すると症状がおさまりました。

もうあんまりこのバイクでサーキット走行する人は
ほとんどいらっしゃらないかと思いますが豆知識です笑

とにもかくにも排気バルブ周りは定期的に掃除しましょう。
ホンダとかみたいに整備性が悪いわけじゃないので慣れればサクッと出来るようになるはずです!