グレコ SE600J ジェフベックモデル | アキラくんの匣

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~感じる生き方したいよね~

※追記アップしました

この間 久し振りにマーチャンに火を入れてギターを弾きましたよ。マーチャンとはこれ、$アキラくんのまったり日和-PCM_10_08_22_0001.jpg
マーシャル JTM60
一応 オールチューブですが人気がなかったのか販売期間は短かったような。
見た通り外見はビンテージっぽい。音もそれほどハードじゃなく音質も少し軽め!? 中途半端な感じが受け入れられなかったのか。他のマーシャルを使った事のないオイラが言うのもなんですが…。
もともと友人の付き合いで御茶の水の楽器店に行ったのですが、15Wのソリッドステートアンプ(トランジスタの事ね)を使っていたオイラには音が別物で 当時オールチューブのアンプとしてはなんとか手の届く価格だったのでツラレて一緒に買っちゃいました(少しその気はあったので¥は用意してましたが)。
前置き!?の話が長くなりましたが本題はギターの話です(^^:A

そのギターですが、高校の時に友人の友人から買った物(幾らだったか覚えてません)で それが初めて手に入れたギターです。
ストラトキャスターですが当然フェンダーではありません。愛すべき日本製のグレコです…今現在グレコがどういう位置に居て、若い人にどう見られているのか分かりませんが ビギナー&貧乏学生の強い味方で少なくともメジャーなメーカーです。
勿論 フェンダーやギブソンへの憧れはありましたけど…その憧れを身近な物にしてくれたのがグレコですよ。
でオイラのはジェフ•ベック モデルです(当時シグネイチャーモデルなんて言い方を聞いた覚えはありません フェンダー製じゃないので意味合いも違いますけど)。
$アキラくんのまったり日和-PCM_10_08_22_0002.jpg
でもこのモデルをジェフ•ベックが弾いてるのをオイラは見た事がありませんしどのアルバムで使われてるのかも知りません。昭和56年のグレコの総合カタログに載っているので それ以前からだと思いますが。
今でこそジェフ•ベックも好きで聞きますが 高校生の頃は殆ど知らずストラトキャスターと言えば “リッチー•ブラックモア” でしたから。
仕様はネックがオールドタイプでローズ指板のヘッドは小ぶり…これがいいのよ! シンプルなワンボリューム&ワントーンだが3つのミニスイッチで多彩な音色が出せます。ジェフ•ベックモデルの一番の売りがこの3つのミニスイッチの組み合わせの一つのハムバッカーサウンドが出せる事です。これはフロントとミドルのピックアップを一つのピックアップ(ハムバッカー)の配線になるようにスイッチング出来る事です。これはシングルのフロント&ミドルをミックスするとのは違います。他に、スイッチでそれぞれのピックアップのオンオフによる組み合わせと更にフェイズにする事が出来ます。
オイラはと言うとフロントとミドルでのハムバッカーサウンドだと音が厚過ぎるので フロントとリアのピックアップを入れ替えて ミドルとリアのハムバッカーサウンドを出してます。また指の触れやすいミドルとリアにピックアップカバーをしてノイズ対策をし、コントロールノブをレギュラータイプに変更してます。
このギターだと使用ギタータイプによる持ち替えがないのがいいです。
で何を弾いてたかって? メイデンとシェンカーですけど 何か? (古っ!!)


2015.3/22 追記 
こちらの記事へのアクセスが多いので当時のカタログをアップしました(*゚ー゚)ゞ
背表紙を見ると昭和56年8月となっております。





スイッチの説明を転記しますと

“SE Jモデルのシステム
SE800J SE600Jはハムバッカーサウンドが出せるジェフベックモデル、SE500Jはジェフベックスタイルに独自の回路をセットしたモデルとなっている。
3つのスイッチは上からフロントとミドルを独立させる(上)かハムバッキングにするか(下)のスイッチ、 フロント、ミックス、ミドルのピックアップセレクトスイッチ、 リアピックアップのオン/オフ兼フェイズ(下)スイッチで、SE500Jの場合は3つのスイッチがそれぞれのピックアップのオン/オフ兼フェイズスイッチとしてある。
フェイズのポジションは2個以上のピックアップを使用している場合のみ有効のシステムだ。”

となっています。


仕様は


となっています。



若い頃、このカタログを見ては “これもあれも欲しい”とギターコレクションの妄想に酔っておりましたね^^;

では~゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


再追記しました(2022/03/14)
最近こちらのページへのアクセスが多いのと、○○オクに600Jを800Jとして出品されているケースがある様に思えたので追記します。

800Jと600Jの相違点
仕様表を見てもらえば分かると思いますが、ボディの違いなどは削らないと分からないので、見た目でチェックしやすい個所を紹介します。

トレモロユニットのブロック


ピックアップ

私はピックアップカバーをしているので画像には写っていませんが、800Jの様に周りが銅色ではなく黒です。

ミニスイッチの形状

私の600Jは


たぶん800J


そしてヘッドの刻印

私の600Jは SUPER SOUND なので

800Jは SUPER REAL と刻印されてます。
因みに500Jは スペーシー サウンド とカタログにあります。


とは言え、それぞれのパーツを交換してるケースや参考にしたカタログより前の仕様の事は確認していませんので、あくまで参考程度と考えて下さい。

それでは~