NHK「あしたが変わる トリセツショー」の番組をご存知だろうか?
長年放送されていた「ためしてガッテン!」の後を引き継ぐ形で放送されている番組で、「トリセツ」とは、「取扱説明書」の意味。
電気製品などで、必ずついて来る「取扱説明書」だが、この番組は、生活に関するあらゆる事に踏み込んで説明をする番組で、すでに放送は100回を超える。
この番組を見ていると「目からうろこ」という言葉があるが、幾つもの為になる情報ばかりだ。
さて直近の「トリセツ」は、意外と語りずらい話の『尿もれ』だった。
『尿もれ』の話だけに、流石に女優の石原さとみさんの説明では可哀そうで、今回は、私と同い年の俳優、市村正親さんだった。
『尿もれ』は高齢者だけのものだと思っていたが、実に20代でも既に尿もれに悩んでいる方も多い様で、実にその数値を見ても驚く。
20代以上の男性、女性の経験数値は
男性が53.9%
女性が63.7%
実際これが、中年から高齢ならば、更に数値は高くなる事だろう。
それを考えると、安心するさすらいなのである。
その調査や、研究結果が素晴らしく、その対処法に関しても、それこそ「目からうろこ」である。女性の場合は、出産を機に尿もれが増える事も判った。
「骨盤底筋」という言葉を初めて聞いたが、これが通常から緩む事で尿もれが起こる。女性の場合、出産時にこの言葉を聞く事もあるようだ。
恥かしい話、くしゃみをしたりする事だけで、尿もれが起こる。それは「骨盤底筋」が緩んでいるのが原因で、これを元に戻す。あるいは筋力を強化する事で治ると言う。
その方法は
①直立に立ち、脚のつま先を90度広げる(これで大腿部が締まる)
②その上で、お尻の穴をつぼめるように力を入れる
すると下がった「骨盤底筋」が上がって来る。それを毎日来る返すと良い。
男性の場合も、勿論「骨盤底筋」の強化をする事が良いのだが、更に男性の場合は、尿道の機能が女性とは違う為、ある事をするだけで尿もれを押さえられる。
膀胱から尿道を通して排泄されるが、それは一直線ではなく、S字になっているので、
横S字の、そこに溜まった排泄物を直線に最後する事で、残尿が無くなる。と言う事なのだ。実際、試験者は「スッキリ出た」とニコニコ顔で出て来る。(笑)
さて実際に自分でもやってみる。
高齢で、元気がないから、上手く出来ているかは良く判らないのだが、それでも排泄の後に『尿もれ』は起きなかった。
私の場合は、尿路結石の経験者で、常に結石があるものだから、それによる障害も考えられるが、理論的に対処法が判っただけに、嬉しいトリセツだった。
NHKプラスでは、今週はまだ見られるので、見ておくのは良いと思う。
以前には、こんなトリセツがあり、トースト大好きだから、今でも実行している。
パンは冷凍庫で保存。我が家の冷凍庫には、食パン2パックは常にある(笑)