「ぎふ信長まつり」は、キムタクの登場で、大盛り上がりだった。
観客を制限しての、祭りだったが、全国から100万件弱の入場希望者が応募したと言う。15000人に抽選者だけでなく、当日は42万人集まったと言うから凄い。
岐阜城を見に行った時に、駅前には、立派な金の織田信長像があった事を思い出す。
岐阜城は稲葉山城と呼ばれていて、斎藤道山と織田信長のゆかりの城だ。自然の要害を使った山城で、立派な城だったし、そこで、君が代でも歌われた「さざれ石」を見た。
「ぎふ信長まつり」には、織田信長役として木村拓哉さん、福富平太郎定家役の、岐阜出身の伊藤英明さんの二人を中心に、騎馬武者隊が行進をした。
木村拓哉さんが参加すると言う事で、異常なほどの話題を呼んだ。彼が参加を決めたのは、信長を題材にした、正月公開映画「レジェンド&バタフライ」が作られ、その撮影中に、岐阜出身の伊藤さんが、信長まつりの話をした事がきっかけだった。
話題がキムタクに集中しているが、岐阜県及びファンの方達は、伊藤さんに感謝しなくてはいけないと思う。
さて、木村拓哉と言う人は、どれだけ存在感を持った人物だろう。木村拓哉というより老若男女、みな「キムタク」と呼ぶ。愛称で通ってしまう人物は、そう沢山いる訳ではない。これは凄い事だ。SMAPの一員として、俳優として、歌手として、そのカリスマ性を改めて感じたものだ。
織田信長とは、木村拓哉のような容姿の人物だったように思えてくる。端正な顔だち、ズラや髭が良く似合う。剣道をやっていた事もあり、背筋の伸びた立ち姿も、馬上の姿勢も見事なものだ。男の私でも姿を見て惚れ惚れとする。
今回のまつり参加は、岐阜の経済効果を上げただけでなく、キムタクの新たなるカリスマ性を見せつけるものとなった。正月映画も、大成功に終わる事だろう。
公言した事は無いが、私は昔から木村拓哉という人の、素晴らしさを感じていた一人だ。