この漫画
大好きだったんです、私。
今更ですが、やっと最終巻ゲットして読みました。
すごく深くて、考えさせられましたねぇ。
果たして何が幸せなのか。
この前、NHKでやっていた、人間の錯覚についての特集番組を思い出しました。
いかに私達が、現実を把握しきれてないか、という内容でした。
五感には限界があって、現実を正しく捉えてるつもりでも、抜け漏れが沢山あるということ。
例えば、クイズを出題する映像が流れている時、私達は答え探しに躍起になっていて
堂々と大きなゴリラが横切ろうが
出題者の顔が変わろうが
全く気付けない。
でも、この映像は何ら変わりない、普通のクイズ映像だったと思い込んでいる。
実際私も見逃しました。
自分、わかってる、という思い込み。
怖いですね。
でも、知らない、見逃してるからこそ、安心して生きていけるとも言っておりました。
分かるって
きっと、写真みたいなもんなんだな。
同じ景色を撮っても、個人によって、全然違う。
人の数だけ違う風景が映る。
自分の認識に限界があるのは、仕方ないけど
せめて
誰かの風景を汚す人にはなりたくないな。
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